キッチンカーの旅〜神奈川編(2)~
2023.9.19
知識が足りないと思って本を読んでいる
鎌倉での暮らしが、そうさせる
ありがたいことに、各地での図書館の利用カードは、その土地の住民でなくても案外簡単に作れる
から、荷物をあまり増やしたくない旅のものにとっては、ものすごく実用的である
環境というものは、やはりその土地の人に大きな影響を与えていることを、各地で旅をしながら身をもって痛感している
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ついこの間は、岐阜県郡上市に滞在していた
「SPICE CURRY CARAVAN」という名のもと、バラッツさん率いる4人のメンバーで、郡上市の「糸CAFE」へ向かった
3日間のプログラム、スパイスカレー教室やチャイ教室、カレーランチ、モーニングカレーなど合計10プログラムを、キャラバンのメンバーでこなした
糸CAFEのオーナー、あやかさんとそのスタッフのサポートあって全プログラムは無事に終えることができた
たくさんの人たちが訪れていた、キャラバンは、それぞれのプログラム毎に担当が決まっているが、基本的にメンバー皆でそれを進行させていった
もちろん合間には、その土地のものを楽しんだ
初日は地元の人たちに混ざって郡上踊りを楽しんだり、夜はローカルな飲食店を巡った
合宿のような時間だった
色んな人の色んな行動や気遣いで、ジグソーパズルが埋まっていくように物事がうまく進んでいく…
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カレー屋になる予定はなかった
今はひたすら「なにか」がそうさせたのだと感じる
それが運命というものなのかなんなのか知らないけれど、
だから私は、今、ここにいる
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お酒を少し飲んだせいか、
恥じらいはどこかへ消えて輪の中へ
傍の人の動きを見よう見まねで真似てみる
しばらくするとパターンが掴めて、リズムの取り方も覚えてくる
表拍子、裏拍子…
動きはシンプルだが、いざ踊ってみるとそれが意外と難しい
灯を囲んで大きな2つの輪が一方向へ一定の速度で進む
リズムをほとんど掴めた時に、言葉で例えようのない、高揚感とそこに集まった人たちとの一体感を感じた
それは、大きな丸い平和だった
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◯糸CAFE @itocafegujo
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