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レトロな喫茶店 ⑤びいどろ茶寮 涵徳亭 水道橋駅、後楽園駅

本当に暑かった夏がやっと終わりを告げている感じです。
まさに「酷暑」という名にふさわしい(というべきか悩む)今年の夏でした。
暑い夏には「素麺」、「かき氷」、「西瓜」などと
昭和の夏のような(じゃあ、蚊取り線香もか。いや、これは食べらないが、となると団扇、
風鈴、縁台、金魚鉢と延々と昭和が続く)ことを思ったりしてしまいますが、
令和の現代にはもっと別の「夏」がありますか……
と感傷に浸っていてもいいのですが、今回ご紹介するのは、
小石川後楽園内にある和食屋さんです。
この表現でいいのかわかりませんが、多分、和食屋さん。甘味屋さんかな?

小石川後楽園は水戸藩の江戸中屋敷内あるお庭。
江戸の大名庭園として現存する最古の庭園、と公式サイトに書かれています。
江戸初期の寛永6年(1629年)に築造とありますから、今から400年近く前
ということになりますね。そんな昔の庭園が今も見学することができる、
このことにまず「素晴らしい!」と感じてしまいます。

お庭の管理にかかるお金もそうですが、庭園を保ち続けているその技術や気持ちに
感嘆します。洋風庭園と違い、人の建造物を織り交ぜながら、
自然のありのままを見せるような造りには日本人の「美」に対する心が
表れているようでもありますね。

この庭園内にある涵徳亭の現在の建物は昭和61年に再建されたものとのこと。
何度か公園には訪れていたものの趣のある「びいどろ茶寮 涵徳亭」は
いつも混んでいてこれまでは公園散歩の後、別のお店でランチとなっていました。
ずっと気になっていた、まだ入ったことのなかったこのお店で
やっと軽い昼食とデザートをいただきましたので紹介。

建物の写真を取り忘れたので、ありませんが、和風庭園の見える席でいただく
天ぷら蕎麦と抹茶のアイスクリーム。大変、美味しゅうございました。


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