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ストーリーを丁寧に練った者が勝利を掴む。『第52回 阿刀田高のTO-BE小説工房 「戦争」』の結果発表。
仕事上、Webサイトを作る機会も多いのですが、なかなかどうして「ローンチ」という単語を発するのに照れを感じてしまう今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
閑話休題。
昨日、『第52回 阿刀田高のTO-BE小説工房 課題「戦争」』コンテストの結果発表がありまして、結果は入選ならず。ここのところ、入選からかなり遠ざかっておりまして、はい。
戦争というテーマ、執筆の方向性、すごく迷いました。真正面から戦争というテーマに向き合ってしまうと、いわゆる戦争を描いた作品になってしまうし、笑いを盛り込むようなテーマじゃない。
ということで、世の中には人と人との間に勃発する「戦争」という切り口もあるんじゃないの? ってなことで、「嫁と姑」との関係を戦争に見立て、そこにちょっとした遊び心を加えて作品にしてみました。
今回のコンテストでは、いわゆる戦争を描いた作品が受賞されていました。拝読させていただきましたが、戦争映画のワンシーンを思わせるような、とても秀逸なショートショートでございました。
で、受賞された方の作品を読んでいて実感したのですが、ストーリーってとても大事! ということ(当たり前のことを声を大にして言ってみる)。
文章の表現力や描写力で読者に没入してもらうことはできるけれども、やっぱりそれは、魅力あるストーリーの上に乗っかってこそ。自分の作品を見つめ直して思うのですが、短時間で書き上げた作品は、ストーリーの作り込みが甘い。如実に出る。小手先の技は通用しない。ストーリーを丁寧に練った者が勝利を掴む。
受賞作を拝読させていただき、改めてそこに気付かされました。
で、今回の「嫁と姑」の人間関係に加え、ちょっとしたサスペンス要素をラストに盛り込んだ「嫁姑戦争」。個人的には人間を取り巻く小さな小さな部分にフォーカスし、ショートショートで物語化するのが好きなもんで。
ということで、お時間あります方は、読んでやっていただければ幸い極まりないぞ、ということで、よろしければぜひ。
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