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海外移住「デメリット」現地採用編

サワディー・クラップときつるです。皆さんはお元気でしょうか⁈
まあ、どうでもいいんですけど。

先日ニュースを見ていたら「海外移住者過去最高」という見出しを見つけました。数年前から「海外移住」「退職移住」などは話題になっていて、
SNSでは海外移住を煽るような内容をよく目にします。

私も結論的には、「海外移住」をお勧めしますが、ある程度の条件を満たした人にはおススメ⁈といったニュアンスです。
実際、私がここで友達になった人たちも今では8割以上が帰国しました。

今回は私が感じた海外移住デメリットについて話をしたいと思います。
移住前の参考になればと思っております。

それでは早速行ってみましょう!


「海外移住者」と一言に言っても人によって状況が全然違いますよね。
ということで、今回のBlogは「現地採用者」をメインに書いております。

1.医療費

海外にいると病気やけがは気になるところですよね。日本の医療保険は素晴らしいとつくづく思います。医療保険のことだけ考えれば、決して日本を
離れてはいけません。

医療費

タイでは働いていると750THB/月の保険料が強制的に天引きされます。
この保険は格安で診療を特定の病院で受けられるのですが、ローカル病院のため、外国人にはハードルが高いようです。また、格安で治療を受けに来ているタイ人でいつも混んでいて順番は、靴を一列に並べて待っているような状態だと聞きました。(映画のシーンにありました。)555

私の場合、幸い大きな病気になったことがないため、病院に行ったことはないのですが、歯の治療でクリニックに行ったことがあります。奥歯の根管治療だったのですが、30000THB取られました。歯医者は保険がきかないのです。これから年を取るにつれて、病気になるかもしれません。
将来的には不安ですよね。

聞いた話によれば、盲腸で私立病院に入院した日本人は、約100万円かかったそうです。これだけ高額だと病気にもなれませんよね。

2.給料「円払い」

先ほど前提として現地採用と書きましたが、リモートでの仕事が可能になったこともあり、日本で就職してタイに移住してきている人も最近は増えているようです。私がタイに来た当時のレートは、0.32くらいでした。
10000円=3200THB。現在のレートは10000円=2300THB程度です。

円安

仮に給料が300000円だった場合、約69000THBとなります。この金額では正直バンコクではかなり切り詰めた生活になるように思います。
多少の貯金や旅行にも行きたいですよね。バーツ換算で100000THB程度の収入がないと海外移住しても長くは続かないかもしれません。

3.給料「バーツ払い」

タイの現地作用の場合、基本的には最低賃金50000THB(20万程度)です。
バンコク中心部に住んだ場合、この金額では正直全然足りません。
独身であれば、切り詰めてやっていけるかもしれませんが、日本でも状況は同じではないでしょうか?

タイバーツ

先ほども少し書きましたが、「南国生活」「海外移住」と言えば、休みは海に行ったりゴルフが好きな人はゴルフ三昧なんて考えるかもしれません。
週末はタイマッサージで疲れを癒し、コンドミニアムのプールで優雅に日向ぼっこするにはやはり先立つものが必要です。

多少の貯金ともなれば、手取りで最低10万バーツは必要だと思います。
この金額以下で、自分を安売りすることは控えた方がいいと思います。

やっぱりお金は大切です。よく考えてみてください。

4.コンドミニアム

移住の際、住むエリアも重要なポイントです。私のおススメは、駅から徒歩500M以内に住めです。日本人は、割と歩くのが平気な方だとは思います。
私も日本では20~30分程度であれば、歩いたりすることもありました。

しかし、タイに来て20分歩くことは容易ではないありません。まして毎日となると結構、滅入ってきたりします。理由は簡単です。ただただ暑いのです。

便利な街

他のBlogでも書いたことがありますが、前に住んでいたところは、駅から1.5Kmくらい離れていました。徒歩20~30分は余裕でかかります。
ただでさえ蒸し暑いのに雨が降ったりすると「何でここにいるのだろう⁈」なんて気分がへこむこともよくありました。

それを回避するためには、やっぱり駅近物件です。500M以内であれば、ゆっくり歩いても10分程度なので、毎日でもなんとかやっていけると思います。まあ、個人差はありますが…。

コンドミニアムによっては、無料の送迎付きのところもありますが、いつも駅で待機しているわけではありません。雷雨の時など渋滞しているときは、何十分も待つことになったりします。そんなときはタクシーも捕まらないので、ただただ時間を無駄にするといったことになるかもしれません。

といった感じで、バンコクの中心地はとても便利なのですが、天気に左右されたり、暑かったりするので移住した後に想定外のストレスを感じるかもしれません。

5.学校

子供がいる家庭にとっては、かなり大きな問題になることがあります。
駐在員であれば会社がある程度サポートしてくれているようですが、
現地採用、自ら海外移住して生活をするとなれば、話は違いますよね。

タイのインター校は入学金を含めて100~300万円程度かかるそうです。
日本人学校でも150万円程度だそうです。結構お金かかりますね。

タイの学校



実際、私の知り合いも日本に戻っていきました。2人の子供がいたのですが、現地採用で2人を日本人学校に通わせるのは、かなり厳しいみたいです。もちろんタイの公立学校に入学すれば格安ですが、なかなかそういうわけにはいかないみたいです。見栄なんかもあるようです。

一番大切なのは子供の幸せではないでしょうか?
転校の時期も重要ですよね。私の知り合いは、小学校の途中でタイに来たのですが、子供はかなりのストレスを感じてしまったようです。
そうですよね、日本では見たこともない文字を見せられて言葉だって通じないのですから。

こういった移住してから感じるデメリットはあまり報道されません。
夢を持っての海外移住を失敗させないためにもよく考えてみてください。

以上、今回は移住の「デメリット5選」現地採用編ということでした。
次回は、定年退職編を書いてみようと思っております。

最後までご覧いただきありがとうございます。
また、次回のBlogでお会いしましょう。
バイバイ。


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