コロナの宿泊療養に行ってきた
はじめのちゃんとした投稿がまさか宿泊療養のことになるとは思いませんでした。。。
宿泊療養がどんなものだったか、欲しかったもの、持って行ったけど不要だったもの等を主観で書いていきます。
まず、宿泊療養の対象になるのはどんな人かですが、
①無症状または軽症者
②次の1~4に該当しない人
1.高齢者(70歳以上)
2.基礎疾患あり
3.免疫抑制状態である
4.妊娠している
③保険所長から必ずしも入院の必要はないと判断された。
以上の3点に全て当てはまった人が宿泊施設での療養対象となります。(令和2年6月25日時点)
施設内でやることは、基本的には部屋に閉じこもって食っちゃ寝生活です。流れとしては、
朝起きる ⇒ 自分で検温 ⇒ 専用のアプリで体温と健康状態を入力 ⇒ 朝食を貰いにいき、部屋で食べる ⇒ 看護師さんから部屋に朝の確認電話かかってきて、症状確認される ⇒ だらける、洗濯など ⇒ 昼食を貰いにいき、部屋で食べる ⇒ だらける ⇒ 夕方の検温、アプリに入力、血中酸素濃度も入力しないといけない ⇒ 夕食を貰いに行き、部屋で食べる ⇒ だらける、部屋で風呂等 ⇒ 寝る
こんな感じです。起きる時間も、寝る時間も自由です。ご飯だけは、指定された時間に取りにいかなければいけません。ぶっちゃけ症状さえ治まっていれば、暇です。熱等が無くても、一定期間は宿泊施設から一歩も出ることはできません。
宿泊施設は普通のビジネスホテルで、設備も普通に動いていました。ただ、タオルやドライヤー、カミソリといったアメニティ類は無く、ルームサービスももちろん無いので、必要なものや欲しいものは自分で持っていかなければなりません。
宿泊施設にあったものを羅列していくと
ベッド・デスク・テレビ・電気ポット・風呂・トイレ・トイレットペーパー・箱ティッシュ・枕・冷蔵庫・USBコンセント×2(枕元)・コンセント(机、枕元に各複数)・スリッパ・服の消臭スプレー、ごみ箱、ハンガー×3(服かける用)・シャンプー・リンス・ボディソープ・ハンドソープ・マスク(使い捨て、都道府県から支給)
でした。施設によって多少差はあるみたいです。
逆に持っていく必要があるものとしては、
現金・保険証・スマホ・充電器・衣類(着替え・パジャマ)・タオル類・ハンガー(洗濯等で必要なら)・洗剤や洗濯ネット・自分用の薬・お薬手帳(使わないが、悪化した際にあったほうがよい)・ドライヤー・体温計(必須!!!)・生理用品・衛生用品(歯ブラシ・歯磨き粉・コップ・髭剃り・石鹸・ブラシ・爪切りetc)・眼鏡類・嗜好品(おやつやコーヒーなど)やマグカップ・パソコン、雑誌、漫画など暇つぶし道具(wi-fiは飛んでます)
くらいでしょう。
部屋からほとんど動かないし、人とも会わないので、着替え類は肌着を変えられるようにしておく位で少なめにしたほうが楽です。(行きは車で連れていかれるのですが、帰りは公共交通機関等を使って自力で帰らないといけないため。意外と体力も落ちているため、荷物が多いと結構しんどいです。)
フリーwi-fiが飛んでいるので、セキュリティ等が気にならなければ仕事もできます。しんどくてやってられるかは別として。私は最初は仕事をしていましたが、初期は熱もあってしんどかったのでやめました。症状が落ち着いてからも、一度だらけた癖は抜けずにずっとタブレット見ながらゴロゴロしていましたが(笑)
ホテルの冷蔵庫は意外と音がうるさいので、静かなところじゃないと眠れないという人は冷蔵庫が必要になるようなものを持ち込まず、電源を切っておいたほうが良く眠れるかもしれません。
寒さについては、空調や気密がちゃんとしていたので全然寒くありませんでした。定期的に換気していても、ヒートテックとジャージで十分暮らせていました。
私が体験したことといえば、こんなところでしょうか。コロナにかかってしまってちゃんと回復できるのか等不安はあるかと思いますが、宿泊療養になる人はほとんどが1~2週間で全快しているようです。宿泊費もタダですので、読めなかった本を読んだり、普段は考えられていなかったことを考えたりと有効に使いましょう。