そして残留争いへ 讃岐4-0岐阜

9月に入り、一層激しくなっていくJ3リーグ。今日のFC岐阜はアウェイでカマタマーレ讃岐と対戦しました。現在3連勝と好調の相手に1勝したいところ。

しかし、試合はいきなり動きます。5分、敵陣深くでボールを奪われると讃岐のカウンター炸裂。誰もいないバイタルエリアに走りこんだ長谷川が華麗なミドルシュートを決め、勢いに乗る讃岐が先制します。

そうなると苦しくなる岐阜。先制したことで5バック気味となった讃岐のブロックを崩すことができません。さらに、ハイプレスに苦しみ、センターライン付近でボールを奪われることが多く、全くゴールに近づけません。

そのまま前半を0‐1で終えました。

後半、早々に西堂と北を投入し、何とか同点に追いつきたい岐阜でしたが、讃岐の堅い守備の前に決定機を作ることができません。

77分でした。途中交代、元FC岐阜の川西のパスを受けた岩岸が、GK中山の頭上を抜くシュートを決め、讃岐に貴重な追加点が決まります。

これで完全に足が止まった岐阜。82分には、川西の恩返し団となるゴールが決まり、3-0と完全に苦しい展開に。

88分にはボックス手前から森川にゴールを決められ、これで勝負あり。まさかの4失点大敗となりました。

今まで得意にしていた讃岐相手にまさかの4失点。いったいこのチームの目標はどこに行ってしまったのでしょうか。全くと言っていいほどチームがかみ合わない状態です。

昇格プレーオフの6位までは勝ち点差8ではありますが、宮崎が勝利したため、降格圏までついに勝ち点差が10を切った8となったため、今の状況を考えると、残留争いであることは否めません。確実にこのままでは今年残留しても、来年降格する危険は十分にあります。フロントや選手たちは危機感をもってやってほしいところです。

あと、いつまで暫定監督でやるつもりなのでしょうか。そこは早急に解決すべき点であるのではないでしょうか。

そんな岐阜ですが、次節はホームに戻ってSC相模原と戦います。今の最悪な状況のチームが好転することは限りなく低いかもしれませんが、可能性のある限り、選手、サポーター、フロントが一丸となって戦っていきましょう。

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