2024J3リーグ チーム別総括 松本山雅FC編
松本山雅FC
順位 4位 16勝12分10敗 61得点45失点(+16) 勝ち点60
試合結果
1 A 宮崎 2〇1 樋口① OG
2 A 琉球 2△2 村越① 野々村①
3 H YS横浜 1△1 浅川①
4 A 福島 0●1
5 H 盛岡 1〇0 安藤①
6 A F大阪 0△0
7 H 岐阜 1●2 山口①
8 A 金沢 1●6 山口②
10 A 奈良 2△2 山本康① 野々村②
9 H 讃岐 2〇1 菊井① OG
11 H 富山 3〇1 浅川②③ 佐相①
12 H 八戸 1●2 浅川④
13 A 大宮 2〇0 浅川⑤ 藤谷①
14 H 北九州 1△1 浅川⑥
15 H 今治 1●2 村越②
16 A 鳥取 4〇0 山本龍① 村越③④ 菊井②
17 H 沼津 4〇0 樋口② 浅川⑦⑧ 山口③
18 A 相模原 2●3 樋口③④
19 H 長野 1△1 樋口⑤
20 A 八戸 0●1
21 H F大阪 2〇0 浅川⑨⑩
22 A 北九州 0△0
23 H 福島 1△1 安藤②
24 H 相模原 3〇2 浅川⑪ 菊井③ 村越⑤
25 A 富山 0●3
26 A 岐阜 1〇0 樋口⑥
27 H 大宮 0●1
28 A 今治 1△1 米原①
29 A 讃岐 4〇1 中村① 浅川⑫ 安藤③④
30 H 奈良 1△1 山本龍②
31 A 長野 1△1 OG
32 H 金沢 1△1 常田①
33 H 鳥取 3●4 村越⑥ 高井① 野々村②
34 A YS横浜 2〇0 菊井④⑤
35 H 宮崎 1〇0 野々村③
36 A 盛岡 6〇1 村越⑦ 高橋① 安永① 菊井⑥ 安藤⑤ 浅川⑬
37 H 琉球 2〇1 安藤⑥ 村越⑧
38 A 沼津 1〇0 安永②
PO準決勝 H 福島 1△1 野々村
PO決勝 A 富山 2△2 安永 樋口
ルヴァン 2回戦敗退
天皇杯 不出場(県予選敗退)
霜田監督を招聘した昨シーズンは9位と不本意な結果に終わった松本山雅。J3も3年目となり今年こそはと臨んだシーズンでした。
開幕3戦を1勝2分とまずまずのスタートを切るものの、終盤での失点や金沢戦での6失点など波に乗り切れない戦いが続き、13節にはここまで無敗だった大宮から勝利を得るなど収穫もあったものの、勝利と敗戦を繰り返す不安定な戦いになりました。
中盤以降も勝利はするものの3試合連続ドローや連勝が後半戦1度もないなど徐々にPO争いから脱落していき、残り5試合を残して11位と低迷します。
しかしそこから奇跡の5連勝。36節でPO圏内に入ると、37節に琉球を2-1で下し、他会場の結果によってPO進出が決定。最終戦は苦手の愛鷹で沼津を迎えますが、ロスタイムの安永のゴールで勝利し、4位に滑り込みました
POは圧倒的ホームアドバンテージのあったアルウィンで福島と対戦。先制を許しますが、野々村の気迫のヘッドで追いつき決勝進出。決勝では多くのサポーターが詰めかけたアウェイ富山で2-0と圧倒的有利の状況の中、碓井に1点返されると、ロスタイムに再び碓井に決められ、つかみかけたJ2が零れ落ちる形で惜しくも敗退となりました。
戦力的には優勝候補に挙げられながら、終盤の失点で勝ち点を落としたり、なかなかかみ合わず負けてしまうなど不安定な戦いが多く、なかなか勝ち点を積み上げられませんでした。
とはいえ、菊井悠介を中心とした攻撃陣は一定の結果を残し、61得点はリーグ5番目に多く、浅川隼人が13ゴール、村越凱光も8ゴールなど不安定な守備陣を攻撃陣がカバーしなければ4位はなかったでしょう。
霜田監督は退任となりましたが、そのサッカーを間近で見続けた早川ヘッドコーチが新監督となり、今年以上の躍進が期待できます。4年目での悲願のJ2復帰となるでしょうか。