月刊J3マガジン 10月号
残り4試合となったJ3リーグ。シーズンもいよいよクライマックスに。優勝は決まりましたが、自動昇格、プレーオフ、残留争い共に白熱した展開となりました。
順位を整理すると
1 大宮 80 ☆
2 今治 61
------ここまでがJ2自動昇格--------
3 富山 56
4 沼津 51(+10)
5 F大阪 51(+8)
6 福島 49(+10)
------ここまでがPO圏---------
7 相模原 49(+1)
8 松本 48(+8)
9 北九州 48(±0)
10 八戸 47(+3)
11 鳥取 47(-10)
12 金沢 46(-1)
13 琉球 46(-5)
14 岐阜 45
15 宮崎 40
16 讃岐 39
17 長野 35
18 奈良 32
------ここからJ3JFL入れ替え戦---------
19 YS横浜 31
------ここからJFL自動降格------
20 盛岡 21
33節で大宮は優勝を決定させましたが、まだJ2自動昇格は1枠残っています。その1枠を現状今治と富山で争う形ですが、勝ち点差5ありますのでほぼ今治有利な状況に。ただ残り4試合あるのでまだまだ分かりません。
一方プレーオフ争いは4位沼津から14位岐阜までわずか勝ち点差6の中に11チームがひしめく大混戦に。6位の福島から14位の岐阜までも5差しかなく、どこのチームがプレーオフに入るかわからない状況になってきました。
残りの対戦カードを見ると
沼津 北九州宮崎福島松本
大阪 岐阜横浜相模原八戸
福島 奈良金沢沼津盛岡
相模原 富山奈良大阪鳥取
松本 宮崎盛岡琉球沼津
北九州 沼津讃岐長野横浜
八戸 讃岐長野富山大阪
鳥取 大宮今治金沢相模原
金沢 盛岡福島鳥取奈良
琉球 今治大宮松本岐阜
岐阜 大阪富山大宮琉球
と、PO争い同士の直接対決がまだまだ残っています。だとすると6位のラインは勝ち点55あたりが目安になってくるでしょう。とはいえ、どのチームにも勢いがあるのでどのチームがプレーオフ進出するのかは全く分かりません。3位富山を巻き込んでの大混戦になる可能性もあります。
残留争いは讃岐宮崎が抜け出し、17位長野以下の4チームに絞られましたが、最下位盛岡と18位奈良が11差あるのでほぼJFL降格は避けられない状況になってきました。奈良横浜長野ともにあまり勝てておらず、こちらもどのチームが残留するかまったくわかりません。
入れ替え戦の相手はおそらく高知か滋賀、もしくは三重の3チームではないでしょうか。栃木シティはほぼ優勝に近いですので、1枠の降格は決定していますし、どのチームも難敵になりそうです。
J3残り4試合まだまだ目が離せません。
10月度個人的月間MVP
藤岡浩介(岐阜)
2度目の受賞。今月は3月同様6得点と大爆発。一気に得点ランキングトップに躍り出る好調でチームの復調に貢献。この男が11月も活躍すれば、PO間違いなしか⁉