低スペックマシンでもGoogle ColabでStableDiffusionが動かせる
最近流行りの生成AIで有名な画像生成。Stable Diffusionがメジャーな技術なんですが、GPU積んだPCしかできないと思っていました。
Midjourneyなどのオンラインのシステムは割と遅いし、いろいろ試すには不便。
そんな中、
【AI画像生成】Google ColabでStable Diffusion web UIを動かす方法」
なる記事があり早速試してみました。
なんと5分で設定完了!(無料でとありますが、Google Colabへの課金が必要です)
とこんな感じでKpop アイドル風の美男、美女の画像を生成することができます。
興味の設定方法は?
(以下貼り付け開始)
とこれだけなんです。モデルはいろいろ調べたところ、Chilloutmixが実写系には良いようなので、
!git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
%cd /content/stable-diffusion-webui
!wget https://huggingface.co/ckpt/chilloutmix/resolve/main/chilloutmix_NiPrunedFp32Fix.safetensors -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/chilloutmix_NiPrunedFp32Fix.safetensors
!python launch.py --share --xformers --enable-insecure-extension-access
コードはこれで完了です。
これをrunすると
このような画面が出てくるのでこれを実行したまま、Running on Public URL のところにあるハイパーリンクを押してください。
いよいよ画像生成
Stable diffusionのworking 画面が出てきます。
Stable Diffusion Checkpointがchillout mixになっていることを確認し、
あとはプロンプト(呪文)を入れて、サンプリングステップと、サンプリングメソッドを入れると、画像が勝手に生成されます。
各種呪文についてはchichi-puiなどのサイトが詳しいです。
例えばこのkpopのお姉さんを出すのであれば、
promptは
Negative promptは
となります。
またその他の設定はその下の部分に入れることになります。
基本的にはサンプリングメソッドとステップ以外はいじらなくて大丈夫です。
これで上のGenerateというボタンを押すと画像生成ができ、できた画像はダウンロードできます。
なお何回か生成しているうちにGoogle Colabとのコネクションが切れるようですので、その場合はコードをrunし直してください。
自分の画像を元にアバターを作るには?
実はstable diffusionの画像生成のde faultはテキストからの画像合成(text2img)だったのですが、メニューのタブには(img2img)というものがあり、
自撮りなどの画像を利用して自分の写真に基づいたアバターや画像を作ることができます。
具体的にはこんな感じ
男性から男性、もしくは女性から男性であれば
プロンプトは
ネガティブプロンプトは
後の設定は先ほどと同じで
kpopアイドルのような美男系のアイコンが作れると思います。
男性から女性、女性から女性も同様
プロンプトが