『ざつ』 お気楽TRPG日記189。Role&Roll231とか、蜂蜜酒(ミード)同人誌とか、8/20ラヴクラフト聖誕祭とか、「玉座の闇7魔道王の結婚」とか、はちみつフェスタとか。
概要:還暦過ぎのTRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。
【お仕事募集中!】
TRPGデザイン/ゲーム翻訳。神話伝承、クトゥルフ神話、アニメ、アナログゲームなど記事。TRPGのGM、『玉座の闇』進行役、トークショーや配信への出演も有料でお引き受けします。詳細はpbc03134@nifty.comへ。
拙作に関する問い合わせは版元経由でお願いします。
『シャドウラン』『エクリプス・フェイズ』に関してはアークライト/新紀元社、『ザ・ループTRPG』はグラフィック社、『玉座の闇』『信長の黒い城』はコノスが版元となります。
翻訳ものの場合、窓口は日本の出版社です。原語の版元に突撃するのは逆効果の場合もあるので、お控えください。(何か見た)
望むなら日本語版の版元へラブコールを。
Role&Roll231見本到着
朱鷺田はシャドウランのワールドガイドとエクリプスフェイズのシナリオを寄稿。Role & Roll 231 シャドウランはワールドガイドのヨーロッパ編でドイツの2回目。ゼーダー=クルップの牙城エッセンとか。 エクリプス・フェイズはシナリオ。木星共和国からVIPを救出するため、駆逐艦を奪った一同は、推進剤を求めて、謎のハビタットを訪れることになる。
蜂蜜酒(ミード)同人誌
コミケに向けて、蜂蜜酒(ミード)の同人誌を製作しております。
クトゥルフ神話研究の一環で出会った蜂蜜酒(ミード)にハマり、どこかでこの魅力を紹介したいということで、まずは同人誌から始めます。
そういう話をしたら、関係者より、「写真使っていいよ!」「紹介してもいいよ!」という声もいただき、なんとか入稿まで来ました。
8/11(日)、コミケ日曜日 西地区 “あ” ブロック 35ab「革のダイス屋さん」にて、先行販売、以降、通販・コミティアなどのイベントで販売する予定です。8/20には毎年恒例の「ラヴクラフト聖誕祭」を開催し、そこでも物販の予定です。よろしくお願いします。チラシ、置いておきますね。
今回の件は、本当に多くの方にご協力いただきました。ミード醸造所、販売会社、醸造家、ショップなど、ありがとうございました。特に、最後に華麗なデザインを仕上げてくださったデザイナーさんには、本当に感謝します。色々勉強させていただきました。
(加筆)8/20 ラヴクラフト聖誕祭
8/20に、阿佐ヶ谷ロフトAにて、「ラヴクラフト聖誕祭」を開催します。
今年のテーマは「ラヴクラフト、ニューヨークへ行く」。
100年前、プロヴィデンスを飛び出したラヴクラフトは、結婚したばかりの妻ソニアや、作家仲間とともに、大騒ぎのニューヨーク生活を送るのでありました。
【出演】
森瀬繚(作家・編集者・クトゥルー神話研究家)@Molice
朱鷺田祐介(作家・ゲームクリエイター)@TokitaSuzakuG
「ラヴクラフト、ニューヨークへ行く」
2024年は、我らがH・P・ラヴクラフトが故郷プロヴィデンスから飛び出し、ニューヨークで生活を始めてからちょうど100周年になります。もろもろ不満を抱えながらも、気のおけない友人たちとそれなりに楽しくやっていた、30代のラヴクラフトのモラトリアム。
今回は彼のニューヨーク時代にスポットをあて、あれこれのエピソードを面白おかしくご紹介する予定です。
ゲスト出演者は今のところ予定なし。ただ、開催前にどなたか面白いゲスト(特に、ニューヨーク事情に詳しい方)が見つかったりしましたら、お招きするかもしれません。
「玉座の闇7魔道王の結婚」
今週は、ゲーム学校の授業で、ライブアクション型マーダーミステリー「玉座の闇 シーズン7 魔道王の結婚」テスト公演。
魔道王クラネスは、虚無の蕃神を撃退し、世界を救った。
その祝賀会で、クラネスと八仙公主の結婚式で、「この結婚に異議ある者は?」という問いかけに対して名乗りを上げた者たちがいた。
かくして、魔道王を巡る花嫁バトルが始まる。
その影で、実は殺人事件も起こっていて、事態は混沌としていく。
もともと、結婚というルールがあるのが特色の多人数マーダーミステリーですが、以前から、「結婚式を舞台にしたいよね」というアイデアをいただき、今回の「魔道王の結婚」となった訳です。
現状、16-25人対応ですが、もう少し人数を増やす予定。
こんなキャラを加えて!というご意見は、Xでコメントください。
#玉座の闇 で。
水曜日は8月に公演するノベル科に「玉座の闇」の前フリを兼ねて、武器とか格闘技の話。剣術とか格闘技とか実演も加えるのだが、鹿児島出身の生徒が示現流をかじっていて、天然理心流VS薩摩藩みたいになりかけた(汗) 時折、自衛隊上がりとかいるが、示現流は初。五十肩(60+だが)で左腕が上がらん状態で、平青眼から龍尾とか、長拳鞭打とか、アスナ風レイピア再現とか超きついのだが、こういう年寄の剣士はそれでも使える技を考えるのだろうなあ。
「玉座の闇7」は、ゲームマーケット2024秋の予定。
その代わりと言ってはなんですが、昨年の「召喚勇者の死」は、9/15マーダーミステリーフェスティバルに販売を委託いたします。
いただきもの
ホビージャパン様よりサイバーパンク レッドのサプリメント、テイルズ・オブ・ザ・レッド ストリートの物語をいただきました。ありがとうございます。
はちみつフェスタ
冒頭の同人誌の関係もあり、最近はミード・ブームが再燃。
7/26は、はちみつフェスタ2024へ。
同人誌のチラシを、日本ミード協会など協力いただいたところにばらまきつつ、ミードからの流れでハマりつつある、蜂蜜そのものを買い漁る。
天鷹酒造さんの新作ミード「真紅」
薔薇の薫りが芳しい。 美味い。
昨年、Mazer CupでBest of the Show(最優秀賞)に輝いた「九尾 Flora Rose」をさらに、レベルアップさせた逸品。これはもう飲むしかないよ!
はちみつフェスタにて、 WICKEDWAYMEAD エリック・ボシック氏に会う。
Mead-Bar.JPで出会ったミード仲間のひとりで、その後、ミード醸造家の道を歩んでいる。
手にするのは、RING OF FIRE BLACK LABEL
ヨーロッパのミードイベントで高く評価されたボシェタイプを限定頒布。
WICKED WAY MEAD RING OF FIRE BLACK LABEL
ボシェタイプの香ばしい薫りと深い味わい。カラメルがいい!
イベント後、チラシ配布のため、協力してくださったお店巡り。
最後は、飯田橋のゲームバーグリュックにて、ミールミィの市川さんと軽く飲み。
なかなか、ストロングボディでがつんとくる蜂蜜酒。
本格派だぞ!
いつの間にか、グリュックのメニューにかき氷が!
苺のトッピングは、生苺から作るので、苺感たっぷりで、美味い。いわゆるシロップのチープさとは無縁な濃厚な味わいで、いくらでも入る。
今日も本を買う。
宮中は噂のたえない職場にて
バンタンの卒業生、天城智尋さんの平安ものも3冊目!
百木田家の古書暮らし5読了 神田神保町の古書店を引き継いだ次女を中心にする三姉妹の恋模様。ままならぬ恋、悩める進路、あきらめたはずなのに。 よきかな。
推しの子15読了 15年の嘘編。クライマックスへ向け、深まる人間関係、そして・・・ 次は最終章か。
シャングリラフロンティア18読了 深淵のクターニッド編、攻略中盤。 4封将を撃破し! おや、ダゴンとハイドラのモチーフの夫婦封将が。やはりクトゥルフネタですからねえ。
そしてつぶやく
とりあえず、徹夜で25人分のシナリオ書いた。
絶対、オカシイ。
A4 コピー用紙500枚で510円 一昨年は300円だったような。
関係者によれば、まだまだ上がるもよう。
ラヴクラフトのNY時代を分析したMidnight Ramblesを少しずつ読む。序章でHPLの外国人恐怖症に触れ、彼が評価されたからこそ問題になることを語り、近年のアメリカ情勢(トランプ、Qアノンなど)へと論を広げていく。アメリカン・カルチャー上のHPL。
ダメな時は寝る。 私の好きな言葉です。
昔、パラダイス・フリートTRPGのシナリオで、軌道上に散逸した冷凍サンマのコンテナを回収する仕事を書いたことがあってな・・・ 回収しそこねたサンマのコンテナは大気圏突入、大気との摩擦熱でコンテナが崩壊、解凍され、ほどよく焼けたサンマの雨が降る・・・という話にした。 (何か見た)
なんか、3年前のツイートが伸びている。
バローズさん、仕事を転々とした挙げ句の果てに、「火星のプリンセス」でデビューしてブレイク、「ターザン」20数冊を含む100作ほどを書いて映画化もされ、ベストセラー作家となり、牧場を買った。その場所は現在、ターザナという地名になっています。
ぷちバズっているので、補足。 物書き業界で生き残るのはそんなに簡単じゃないのですが、こんなきっかけでも400枚書けるなら才能はある。その100倍以上の人間は書き上げられないし、途中で絶望して筆を折る(俺も何度かした)。 俺が面白い話を400枚書くには熱がいるんだ。
ところで私も学校でノベル科の授業を持っている。 「勢いでもいい」と、こういう学校の存在は矛盾しない。書きたいと思った人が修行する場所のひとつだと思ってほしい。その人、その人が自分で「書くための」場所を選べばいい。 あと、学校は試す場所だ。実力も、希望も、可能性も。