『ざつ』207。インフルエンザ、MEAD-ZINE、多摩豊27周忌、光る君へ
概要:還暦過ぎのTRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。
【お仕事募集中!】
TRPGデザイン/ゲーム翻訳。神話伝承、クトゥルフ神話、アニメ、アナログゲームなど記事。TRPGのGM、『玉座の闇』進行役、トークショーや配信への出演も有料でお引き受けします。詳細はpbc03134@nifty.comへ。
拙作に関する問い合わせは版元経由でお願いします。
『シャドウラン』『エクリプス・フェイズ』に関してはアークライト/新紀元社、『ザ・ループTRPG』はグラフィック社、『玉座の闇』『信長の黒い城』はコノスが版元となります。
翻訳ものの場合、窓口は日本の出版社です。原語の版元に突撃するのは逆効果の場合もあるので、お控えください。(何か見た)
望むなら日本語版の版元へラブコールを。
インフルエンザA罹患に関して
12/14土曜日朝より37.6度の熱が出て、昼前には38.5度に到達、近所の医者に転がり込んだところ、「インフルエンザA型に罹患した」ことが分かりました。12/19の朝の段階では、なんとか熱は下がり、快方に向かっておりますが、ほぼ4日間寝込んでしまい、今週は学校も全日休講、いくつかのお仕事もお待ちいただいたり、翻訳チームの誰かに代わっていただくことになりました。諸々ありがとうございます。
医師から指定された外出制限は今日19日一杯ですが、体調が万全ではないので、仕事もフル稼働とはいかず、後、2-3日は外出を最低限に控える予定です。メールその他の受信は可能ですが、対応が遅れる可能性がありますので、あらかじめご理解ください。
MEAD-ZINE Vol.1入稿
蜂蜜酒(ミード)の同人誌、MEAD-ZINEの入稿が完了し、12/29-30のコミケでの頒布が行えることになりました。
コミケ初日は「東ス36ab 革のダイス屋さん」にて、2日目は、「東W33a 朱鷺田工房」にて、頒布いたします。初日はいつもの非電源系の島ですね。2日目は、評論島の食のエリアで、お隣も、蜂蜜酒の同人誌らしいので、楽しみです。
ご協力いただきました各醸造所、関係者、制作スタッフの皆さん、ありがとうございました。特に、紙面デザイン、レイアウト、DTP、記事までお願いしましたナカタヒサさんには、本当にお世話になりました。
【再掲載】パソコン故障の件
11/20にパソコンが壊れました。メーカー修理に出したものの、全損、ファイルやメーラーも回収不能となりました。作業環境としては、代わりのPCを購入しましたが、メーラーで管理していたスケジュールやメールアドレスが飛んだので、色々連絡に支障が出る可能性があります。急ぐご連絡はスマホ、X、Discordなどがよいと思います。
多摩豊氏の27周忌
雑記:インフルエンザA記録
念のため、今回のインフルエンザの経緯を記録しておきたい。体調の関係があるので、少し前から始まります。
12/11(水) ゲーム学校。朝、軽く腰をやってしまう。通勤途中のマッサージ屋に転がり込んでごまかす。この日、それ以外の体調問題はないが、腰が完調ではないのと、夏から不調の左肩もあり、動きが制限される。
12/12(木) ゲーム学校。昨日の腰がまだ気になる。やや疲れを感じる。
12/13(金) 朝から整体に行き、腰と肩の治療を受ける。少し楽になったので、そのまま、図書館で原稿作業、1本上げて帰宅。帰宅したら、MEAD-ZINEの入稿完了の連絡が届き、ほっとする。年末年始で印刷所のチェックに時間がかかり、ストレスになっていたのだ。ほっとする。
12/14(土) 早朝、MEAD-ZINE入稿の投稿をした後、仮眠。目覚めると、37.6度の熱が出て、めまいがする。昼前には38.5度に到達、近所の医者に電話するも、1件目はすでに熱外来が一杯で対応不能、2件目で近所の耳鼻科が受け付けてくれたので、熱外来対応の可能になる電話を待って、転がり込んだところ、「インフルエンザA型に罹患した」ことが分かりました。ここで12/19までの外出禁止が決定。対応する薬を処方され、それを飲んで寝た以上の記憶は曖昧です。
ウィダーINゼリーとダカラ以外口にはせず。
12/15(日) 朝、目が覚めて、とにかく各方面に連絡せねばと思い、パソコンを立ち上げ、以下をコピペして、X、Discord、メール、Facebookなどに投げるのが精一杯。アニメすら見るパワーが無く、この日は、もう一度、パソコンを立ち上げるのも無理でした。
この日は、寝ているものの、体中が痛く、腰と左肩も悪化し、寝起きにも支障がある。横になっていても、関節が痛く、熟睡はできず、ずっと、幻覚めいた夢とも、現実とも判別しない何かを見ていた。
例えば、目を閉じると、古文書のような映像がまぶたの裏に浮かび、少しずつ変わっていく。いわゆる熱病に浮かされて見る幻覚なのであろう。興味深いので、観察し、どこで見たのか思い出そうとすると、「契丹文字」という単語が浮かんでくる。見えた画像の中に「京」に似ているが、おそらく違う文字があり、それが中国の古代文字の一種、「契丹文字」という単語を誘引したのであろう。そんな知識がどこから来たのか? まあ、2002年の『ブルーローズ』執筆の際、全世界の古代文明史をかじったので、そこでの記憶かもしれない。今、検索してみたら、全然違うな。まあ発熱中の幻覚だ。
12/16(月) 朝起きて36.7度。熱は下がり始めたが、まだ頭はふらふらするし、身体中がきつい。まず、ゲーム学校に報告、今週一杯の休講を伝える。午後1に予約していた肩のリハビリをキャンセル、2,3の指示や連絡を行うも、それ以降はダウン。肩と腰の痛みでよく眠れない反動で、幻覚めいた半睡の幻覚が続く。どこかの乙女ゲームの主人公が見舞いに来た。名前すらわからないが、感謝。
何もできないので、アニメを1本見る。『シャングリラ・フロンティア』のSF-Zoo出現回。これは面白かったが、ここで体力が限界に。ANTELOPEから、蜂蜜酒ミードのセットが届いているのに、飲む体力もない。
12/17(火) 本来ならライター科とノベル科の授業日だが、休講。腰の痛みのせいで、うまく眠れず、この日もうつらうつらしながら過ごす。幻覚っぽい夢も見ていたが、記憶が曖昧。
午後の調子がよい時間帯に、『光る君へ』最終回を見る。
藤原道長と紫式部が複雑な恋愛関係にあったとする平安大河も決着、いや、面白い作品でした。平安朝の景色がかなり映像化されたことも素晴らしいし、キャラ解釈も面白いものでありました。
そこで体力が尽きてしまう。
12/18(水) かなり体力が戻ってきたので、昼間、風呂に入って体を洗い、温める。いわゆるヒートショック症状を避けるために、体を冷やしすぎないように注意するも、かなりの体力を使う。予想しなかったのは、約4日ほど、寝込んでいた反動か、太ももやふくらはぎの筋肉が妙な自己主張を始め、横になっても落ち着かない。夕方あたりから、眠れないまま、生徒の作ったVRゲーム世界らしき、幻覚に紛れ込む。
思い出し、多摩さんの命日の件だけポストする。私がデビューできたのは、多摩さんのおかげである。感謝。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E6%91%A9%E8%B1%8A
腰と肩の痛み、下半身の奇妙な感覚で横になっても眠れないので、息子のゲーミングチェアで横にならせてもらったら、腰への負担がなく、早朝までそのまま、休む。
12/19(木) 早朝に部屋のベッドに戻ったら、少し落ち着いて眠れたが、目覚めると、生徒の作ったVRゲームに参加するという幻覚夢が続いていて、足元をVRのキャラが歩き回る。ゲームはフルカラーの本のように存在していて、ガイドキャラの案内に従って触れると、物語の時系列の中を自在に移動しながら、ストーリーに干渉できる。VRゴーグルもスマホもPCも使っていないのに、VRゲームと現実が混在し、その間を気軽に行き来できる。
多摩さんが30年前に『次世代ゲームはこうなる』で書いた未来を思い出せないが、これも、多摩さんのことを思い出したからかもしれない。
ゲームの色味やキャラデザインはFFっぽかったな。
あと2,3日は、こういう感じで調子を見ながら、仕事に復帰していきますので、よろしくお願いします。