篠笛と琵琶で奏でる怪談噺の夕べ
初夏の笛と琵琶による怪談噺の夕べのご案内です。
「耳なし芳一」
よくご存知の方もいらっしゃるでしょう。
実際に琵琶法師による語りをお聞きになったことはありますか?
げに恐ろしき噺ではありますが、どこか妖艶なる気配に満ちています。
久保田晶子さんの奏でる琵琶の音色と、横笛の妙なる調べとともに一夜限りの怪談噺の夕べをお楽しみください。
笛は異世界とこちらの世界を繋ぐものとして、古来より
祈りの場で奏されてきました。
芳一の世界でどんな調べが聴こえてくるのか、
私自身も何か異質なものに触れられるのではなかろうか、と
半ば恐ろしいような気持と、心待ちにするような気持でおります。
場所は中野区哲学堂公園内にある「絶対城」。
重要文化財として、認定された通常非公開の場です。
また、園内は17時以降閉園されます。
ややお足元の暗くなりましたころではございますが、
今宵のお客様だけに秘めやかに扉が開かれます。
正門からお入りになり、鬼と幽霊が両脇に位置する幽霊門を
お通りになり、お運びくださいませ。
わずか25名様限定の夕べとなります。
お早目のご予約をお願いいたします。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。