鑑賞記録『オーバードライブ』
何でも漫画に例えて申し訳ないですが、少年スポ根漫画の皮を被ったラブコメ+オシゴト漫画、という印象を受けました。フィーヤン的な・・・?
映像的にはなんか、なんだろう、アニメっぽかった。ジオラマ感というか。あとすごい親切。
ネタは幼馴染みとの三角関係、自分にしか出来ない仕事、自分がやりたい仕事をやりたいワカモノ男女の成長、ベテラン勢の温かな目線、新たな三角関係勃発?など、盛りだくさん。
の割に(?)展開はスピーディーだし、明らかにほったらかされたネタのようなのも無くて綺麗に包まれたなって思います。楽しみました!
エンディングでカチンコ持ったキャスト出してくれたのは感謝しか無いです。好き。
あとEXILEであれば劇団であろうと有無を言わさず『チューチュートレイン』やらせる気概も嫌いじゃ無いです、まあ、外せないよね笑。
東出昌大という俳優は棒演技だ、という評価を受ける場合があるそうなんですが(ソースは不明)、私は彼を演技が下手だと思ったことは無くて、ただ失礼ながらずっと「台詞なんて必要ねぇだろあんま喋らせないでやってよ・・・」とは思ってました。
すみません。
でも演技って台詞だけじゃないし。
東出昌大は体重移動ひとつ、目線ひとつ、手を握り込む動作ひとつでものすごく雄弁に演じて、語っている。と思う。
もちろん彼の恵まれた容姿に因るところは大きいのかも知れませんが、それで十分だろと。
まあ今となっては無理した低い声を出すことも無く、自然なお声で自然に演技なさってらっしゃると思えて、勝手に目頭が熱くなる想いです(どこ目線なんだ)。
今回の篤洋さんは弱音を吐くひかるちゃん(森川葵)の目を直接見ないとこがめちゃくちゃ良いです!・・・やっぱり台詞無いところじゃねぇかよ。すんません。
直純さん(新田真剣佑)のタキシード似合いっぷり半端なくていっそ感動を覚えました。胸板!すばら!笑
煙草に火を付けるシーンもまあサマになること。
ひかるちゃん(森川葵)に悪い人違い、て言うところすごい良くなかったですか。あの辺の長台詞素晴らしかったし、告白のシーンはもう本当に本当に良かった。
町田啓太は良い役を貰っている・・・!てまたどこ目線か分からんことを思って震えていました。
篤洋さん(東出昌大)に差し出された手を握れなかったのに、腕を捕まえられて引き上げられるとことかとても良かった。
あとハグ待ちしてる増田さん(町田啓太)は端的に言ってめっちゃ可愛かったです。
あとまったくどうでもいいことを言いますが、私だって東出昌大にほっぺたの汚れ指で拭って貰いたいわ!(知らんがな)