Tour of Japan 第3ステージ 東京
大会名:Tour of Japan 第3ステージ 東京
開催日:2021年5月30日
距離:パレード3.8km + 7.0km×16周 = 112.0km
天 候:晴れ
リザルト:25位(個人総合17位)
最終日の第3ステージ東京。完全なフラットコースでまず間違いなく集団スプリントになると聞いていた。自分はとにかく安全にゴールすることと、高速な集団走行に慣れることが目的。チームとしては山本選手がスプリントで勝つことを目標としていた。
リアルスタートが切られると同時に一気にスピードが上がるが、集団の中程にいれば何も苦しくない。コーナーの立ち上がりだけは踏み込まなければならないが、曲がる前に付いていく選手を決めておけばそれほど脚を使うこともなかった。速度域は全く違うが加速してトップスピードに乗せていく走り方はシクロクロスの経験も多いに役立った。
平均時速が50km/h近いのであっという間に距離を消化していく。逃げようとしている選手が何人もいるようだが、集団中程にいるとレースの動きが全く見えない。途中に逃げグループができていることも把握していなかった。
ラスト5周あたりからチームメイトと共に集団前方に上がっていく。自分にできることといえばチームメイトの後ろについて他チームの選手を間に入れさせないようにすることだけだった。
ラスト3周から徳田選手が先頭を牽いていくが、実は自分はこの時にまだ逃げ続けている選手がいることを知らず、なぜ徳田選手が先頭に出ているのか理解できていなかった。状況を知っていれば当然一緒に前を追い掛ける仕事をしたのだが、本当に申し訳なかった。
集団内でも前に2人の逃げができていることを知っている選手は少なかったと思う。それもあってラストラップで位置取り争いは激しくなったものの、そこまで集団のペースは上がらなかった。
最終コーナーまで河野選手のアシストに助けられた山本選手が良い位置からスプリントを開始したが、残念ながら届かず。自分は集団内でゴールとなった。
安全にゴールという自分の為だけの目標はクリアしたが、終わってみるとチームのためにもっと出来ることがあったなと反省の多いレースとなった。やはり集団前方にいなければレースの動きは見えない。山本選手も前で2人逃げていたことを知らなかったようで、チーム同士での意思疎通も上手くいっていなかった。
何はともあれ、3日間をまずは落車もなく毎日ベストを尽くせたことに満足している。自分自身の総合順位は17位という結果であった。今回もたくさんの事を学ぶことができ、それを生かして次回のレースはもっと上手く走れると思うのでとても楽しみだ。
最後にいつもサポート頂いているチームとスポンサー各位、ライブ中継を通して応援頂いた皆さまに感謝しています。ありがとうございました。
そして難しい状況の中で、大会開催に尽力された主催者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
ロード選手としての自分はまだ始まったばかりですが、常勝チームの一員として若手に負けないスピードで成長できるように精進致します。
そしてその新たな刺激が本職であるMTBに必ず生きてくると確信しています。
今後とも応援のほど宜しくお願い致します。
TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時
バイク ANCHOR RS9s
コンポーネンツ SHIMANO DURA-ACE R9100シリーズ
シューズ SHIMANO S-PHYRE RC9
ヘルメット Kabuto IZANAGI スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-8(ブラック)
ウエア Wave One
サングラス OAKLEY
サプリメント SAVAS(株式会社明治)
ヘッドバンド HALO
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?