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パワーデータから振り返る2020年

パワーがあるからといってレースで勝てるわけではない。しかしパワーが出ているときほどレースでの勝率が高いことは紛れもない事実だ。2020年、レースの再開を待ち望んでいたときの長いトレー二ング期間の成果で、僕のパワーはスプリントからFTPに至る全ての値で自己ベストを大きく更新した(シーズン中ベストのFTPは366Wで5.7w/kg)そして自己最高のパワーを持って7月に再開したMTBレースから11月末の全日本シクロクロスまで合計8戦に出場したが、その全てで優勝3回を含む3位以内の成績だった。間違いなく過去の自分より強くなったと感じたシーズンだったが、何が変わったかと聞かれればやはりパワーが出ていたということに限る。そこで今回は5秒、30秒、1分、5分、10分、20分のそれぞれのMMPで自己ベストが出たときの時期と環境、考察を入れながら2020年シーズンを振り返っていきたいと思う。尚パワーの計測は全てパイオニアのペダリングモニターの片側計測(ロードは右側、MTBは左側)となっている。

①絶対パワーとパワーウェイトレシオ②日付③体重④ベストが出た状況、その下に考察(どんなトレーニングが有効だったかなど)を書いています。

5秒

①1211W(19.25w/kg )
②7月16日
③体重62.9kg
④MTBでトレーニング中

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