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シケイン越えの7つのポイント

去年シケイン越えについてtweetしたところ、多くの反響を頂きました。

我ながら速い。虫みたいですね(笑)

自分自身、小学生のときに初めてみたシクロクロスのレースでイタリアから来日していた世界チャンピオンのダニエレ・ポントーニ選手のシケイン越えに衝撃を受けた記憶があります。無駄のない一連の動作が非常にカッコいいと思い、かなり若いうちからシケイン越え、というよりはバイクの乗り降りの練習をするようになりました。高校生のときは毎晩のようにヨーロッパのレースを観ながら選手の動きを研究し、実際にトレーニングやレースで試しながら無駄のないバイクの乗り降りについて学んでいきました。

シクロクロスにおいてバイクの乗り降りをスムースにこなすことは非常に重要なテクニックのひとつ。しかしながら国内だとこの部分を練習している選手が非常に少ない印象です。つまり少しでも練習すれば一気に頭ひとつ抜け出てレースで成果を感じることができるでしょう。

今日は僕が考えるシケイン越えの7つのポイントについて書いていきたいと思います。

・シケインに対して真っ直ぐ構える

最初にして1番重要なポイントかもしれません。シケイン越えだけに関わらず、スムースに乗り降りするためには障害物に対してバイクを真っ直ぐ構える必要があります。ライダーが飛び降りた後も慣性の法則でバイクは前に進もうとしていますが、この際にバイクが斜めを向いているとシケインを飛び越える身体の動きとバイクの進行方向がズレていることになります。そうするとバイクを身体に引き寄せるために無駄な腕力を使ってしまいますし、飛び降りた際のバイクのスピードを殺すことになるので動きがギクシャクして遅いです。

長い直線上にあるシケインなら意識しなくとも必然的に真っ直ぐ突入することになりますが、難しいのはコーナーを曲がったすぐ先にシケインがある場合。下の動画のようなシケインです。

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