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レース1週間前の過ごし方

こんにちは。沢田時です。

今日の長野は冬に戻ったかのような寒さでした。このnoteを書いている今もファンヒーターをつけているくらいです。最近昼間は半袖でも良かったくらいの気温だったので辛く感じますね(汗)

しかし幸いなことにというべきか、今日は久しぶりの完全休養日。いよいよ今週末はMTBの開幕戦なので、最終調整に入ったと言えます。そこで今日は僕がどのように考えてレースまでの1週間を過ごしているか簡単に書きたいと思います。

レースが日曜なら月曜〜火曜はリカバリー。そして水曜、あるいは木曜あたりに短く高強度な練習をするようにしています。このときの練習は疲労を残さないように時間は非常に短いですが、とにかく全力を出し切るようにします。その理由は身体がフレッシュな状態での全力疾走のペース配分を把握しておくためです。

日頃から継続的に熱心にトレーニングしている人ほど、疲れた状態で力を出すということに慣れてしまっています。しかし疲れた状態で力を出すと言うのはどちらかと言えばレース後半に必要な能力です。一方で僕の主戦場であるMTBとシクロクロスでは、一番勝敗に直結する大事な時間はスタートダッシュから1周目完了までの約15分間。つまり身体が元気な状態から一気に全力まで追い込む爆発力が非常に大切です。

もちろんいくら爆発力が必要と言ってもレース時間は1時間半なので、最初の15分間で本当に全てを出し切ってしまうわけにはいきません。限りなく全力に近いけれど、ほんの僅かに余裕があるペース配分が求められます。これを学ぶために、疲労が抜けた状態で一度レース前に全力で追い込むようにしています。これ以上踏んだら脚が動かなくなるというギリギリのペース配分を経験しておくのです。(今回のように長くレースが空いたときは特に重要)

しっかりトレーニングをしてきて身体が元気だと無限に踏める気がしますが、実際にはそんなことはありません。調子が良いときでも自分をコントロールする力、自分を知っていることがレースにおいて最も重要なことなのではないかと僕は思います。

高強度な練習は水曜日を予定しています。まずはそれまでの2日間でこれまでのトレーニングの疲労を取って、質の高いシミュレーションができるように準備していきたいと思います。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。なにかの参考になればいいね・シェア・サポートなどして頂けると嬉しいです。情報配信の励みになります!

【余談】しっかり休むといいつつ今日も寒さに震えながらバニホ練をした自分のことは嫌いじゃない。


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