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バニーホップことはじめ

シクロクロスを始めた方はレースに出れば出るほど最初は怖かったオフロードでも危なげなく走ることができるようになり、必要なテクニックが身に付いていくことを感じるのではないでしょうか?

たしかにシクロクロスの基本的なテクニックの大半はレースに沢山出るという経験を積むことだけで磨いていくことができます。しかし、どれだけレースに出ても上達しないテクニックがあります。それがバニーホップです。

本来降車させるために設置されていたシケインですが、近年はUCI規定最大の40cmではなく30cm前後の低いシケインが増えたことでバニーホップで超えていく選手が格段に増えました。ヨーロッパのレースをみていると飛ばない選手の方が少数なくらいです。

僕は2016年に初めてシクロクロスで日本一を獲りましたが、このときは全くバニーホップができませんでした。シクロクロスもオフロードを走る経験も十分でしたが、バニーホップの練習は全くしてこなかったからです。そんな僕がなぜエリートカテゴリーになった今からバニーホップの練習をしようと思ったのか、そしてできるようになるまでの道のりを書いていきたいと思います。

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