暴太郎戦隊ドンブラザーズ 17話ネタバレ感想「デビルワンちゃんの不審者盛り」
ソノニ様の挑戦状
「犬塚翼は正体を知られているかい? まだだよなぁ。初めての相手はドンブラザーズではない、このソノ二だ!!」
まさかの身バレが敵サイド! 逃走中だからバレても問題ないのだろうけど、仮にもドン王朝の生き残りのオトモなのにかなり悠長なソノニ様。ソノイがタロウに向けるようなクソデカ感情ないため至って冷静だし、何なら賭けを持ち込む始末。
多分これって犬塚への興味も多少あるけど、「ソノイも目的外行動でオニシスター庇ってたし少しくらい遊んでもいいよね」程度の認識なのかも。実際タイマンで倒そうと思えば容易く倒せる戦力差だし。
ったく。めでてえ日にケチつけやがって
犬塚翼にとって本日は記念日。「誰にも伝えず1年間逃げろ」が終わり、ようやくナツミに会える。しかし逃走先のビル屋上で飛び降り自殺を見つけたためにソノニ様に身バレする羽目になった。
助けた男は付き合っている女性からの好感度が右肩下がりで、嫌われたら生きていけないと嘆いている。原因は怪人に襲われた際、カバンが引っかかって動けない彼女を置いて我先に逃げてしまったこと。ううん、有罪。
色々とアドバイスをしてあげる指名手配犯(無実)。更には好感度を上げるために一肌脱ぐアフターケア付き。というのもソノニ様との賭け内容が「この男はヒトツ鬼になる。お前の力で食い止めてみせろ」だ。別に勝負に乗る必要はないが、同じく恋愛に翻弄された犬塚は純粋に放っておけない。
怪人ならぬ変人
「オレは、社会的に指名手配になった……だが、人の心は失わなかった! でも今回指名手配でありながら、悪魔に! 悪魔になったんだぞ! これが、これが、なんちゃってクールキャラ犬塚翼の正体か!」
虫歯菌みたいなコスチュームにビジュアルバンド系の白塗り化粧で悪魔の姿になった犬塚。どう見ても不審者です。空が目に染みるようないい天気に存在すると違和感しかない。
何の意図があってこんな姿になったのかと言えば「悪魔になって女の子を脅かすから、俺を追い払って寄りを戻せ」作戦。犬塚……お前こんな衣装どこから調達してきたんだ?
VSジロウ
「怪しい奴め!」といきなり戦いになり、あっさり負ける犬塚。そりゃあ、ヒーローになるんだと毎日ひたすら鍛えまくったジロウと戦ったら瞬殺だよなあ。あと今回はジロウ全然悪くないから。こんな姿で町中うろついて、挙げ句特定の人物を覗き見して機会を伺っていたら職質受けるレベルだわ。
愛が爆発して鳥の如くスカイハイ
その後犬塚と雉野のすれ違いや、奮闘する男性がソノニ様の誘惑に抗ったりとか、犬塚が1年前に交わした約束の重要な場面(本編で見てね)が色々あったけども、実はよりを戻したい女性は既に運命の人を見つけたと告白。その相手は……まあ、あの、その……犬塚なわけで。
ドンブラザーズの面々はやっぱり「困った人は見過ごせない」が根底にある善性故に、怪人に襲われる女性もきっちり助けていた犬塚。それ以来犬塚にぞっこんで男性との距離も離れていたのだとか。家の中は壁一面に何十枚もの指名手配写真、毛布は犬塚指名手配プリント。最早サイコホラーの領域に足を突っ込んでいるんだが!!!? 早速どうぶつの森でそれを再現する方もいたし!!
でもそんな犬塚のもとにソノザが「泣き方を教えて」といつものように迫る。ええいこの町には不審者しかいないのか!!? 不審者バスターのジロウ助け……そういえばアイツも夜中にたまに辻斬りしてたわ。モウダメダ、オシマイダァ。
なんやかんや戦闘になるソノザと犬塚。イヌブラザーに変身して戦うんですが、「何で、何でイヌなの??」と女性困惑。視聴者も最初は困惑したもんだがもう慣れた。翼部分でトリになっても困惑しそうだからもうしょうが無い。
そして女性がヒトツ鬼化!! そっちかあああいとツッコミを入れたくなるほど意外な展開!! くそっ、なんかラブの気配で埋め尽くされているなと思ったら今回のギアは「鳥人戦隊」かよ!! ゼンカイジャーだと18話で敵を「事象再現」で倒していたのを思い出す。
組体操の経緯妄想
ヒトツ鬼登場ということで、今回ここまでロクに出番のなかった信号機トリオ登場。ご満悦の桃井タロウ、騎馬戦みたいな神輿になって不服満点のはるか。ねじねじを手綱のように握られて中腰姿勢の猿原。
「私たちは神輿じゃなあい!」と崩してから戦闘になるわけです。良い。この登場シーン何度見てもいい。すっごく楽しそう。
でも何でこんな登場の仕方になったのかは疑問が残る所なのでやりとりの妄想。
場所:喫茶ドンブラ
「最近、近くの小学校で運動会の予行演習をしている。その中に、騎馬戦というものがあった。……だがやったことがない」「ないの?」「寂しい時代を過ごしてきたものだなあ」「誰も俺と組みたがらなかった」「(まあ、そうでしょうね)」「(情景が浮かぶようだ。ここで一句。蝉の声 友の騎馬には 閑古鳥)」「ジロウにも頼んでみたんだが、ただの肩車になってしまってな」「ジロウがいたら完璧に騎馬できるメンツなのにね(私が上で男3人が下)」「……まあ、2人もいれば、不出来でもやれるはずだ。オトモの立場になって、下支えする苦労を少しは理解できるなら、やってやらんでm」
「何を言う? 俺が上に決まっているだろう」「はああ?! 女の子を下にする気なの成人男性!」「(こめかみピクピク)その傲慢さがだめだと先日学んでなかったのか君は」「ならばこういうときは……じゃんけんだ」「(嘘つけないのにじゃんけんかい!)」「(ここで出す手を言って勝つのは容易いがそれだと先日の脳人とやっていることは一緒だ……)」
マスター「じゃんけん……フッ、なんだそれ」
結果、あんなことになったんだと思われる。因みにマスターにジャンケン勝負を挑んでも勝てる気がしない。
次回~
ソノイ……お前、もうそんな事できる立場なのか……おでん食べる日は案外近いかもしれんな。というか何でタロウとデュエット曲を出しているの? 他のオトモや脳人差し置いて??? 月???? えええ?????