【総評】２０２４年秋アニメレビュー

２０２４年秋アニメ、終わる作品が続々と出てきています。前期に比べれば見るものが結構あって楽しみにしている作品もありました。

では、はじめに放送前、アニメ一覧を見た時に期待度を競馬予想風に紹介。

◎：ブルーロック VS. U-20 JAPAN
○：新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP
▲：オーイ！とんぼ 第2期
△：鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season
☆：凍牌
注：シャングリラ・フロンティア～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～ 2nd season

スポーツ作品が固まったかな、あとは大体続きモノ。前期が良かっただけに期待しやすいし、純粋に見たいと思った。あとは友人から勧められたもの、放送されるまで知らず見てみて面白いかと思うか？

では、着順掲示板がどうなったのか？

１着：最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える
２着：オーイ！とんぼ 第2期
３着：凍牌
４着：シャングリラ・フロンティア～クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす～ 2nd season
５着：鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season

予想と結果の振り返り。目次はこちら。

・最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える

予想外のところから飛んできた！
話的には、支援職(後衛)が最強のシーカー(クラン)を目指す。
その方法がかなり違法スレスレ、イリーガル、裏工作しまくりだけど、そのぐらいの覚悟をもって、何が何でも世界最強になるんだという気概を感じた。しかも人間の黒い裏の部分、汚い所を出しつつ、その正義ならぬアウトローをかますのがスカッとする。なろうで公開されているところまできっちり描いてくれた。以降の話は販売されている原作本を買って読まないとわからないから続きが気になるし続編をやれるならやってほしいな。

・オーイ！とんぼ 第2期

前期からの続きだしこれは安牌。
九州女子選手権編ということで、島を出て初めて大会に出場して競技のゴルフをするところを描いている。少年誌とかギャグ系になると現実的にあり得ない異次元な技を繰り出したり、あり得ない設定の作品となる。直近の作品だと『BIRDIE WING -Golf Girls' Story』はそうかな。技的には着色はあるにしてもアニメらしさはあるが、設定はありえないｗ
その点この作品は、ゴルフ雑誌に掲載されている作品なのでかなり現実的、リアリティがあるし、解説の内容も専門的で良い。ゴルフを知らない人からすればわからないだろうし、そもそも見ないだろうが、ウチは大満足です！

・凍牌

これは原作を知っているから、麻雀だけにまさに安牌でしかなかった。
裏ですから、ヤの付く裏麻雀を舞台にしての闘争を描いた作品。麻雀好きだし、ヒリヒリ感、漢の世界、任侠を重んじる世界観が見ていてアツくなる。モザイクを付けてでもあのグロいシーンを放送したその心意気は称賛に値する。唯一文句を付けるとするなら、OP・EDがよろしくない。
『ギャンブリングホール』、完成度は高い、ジャズ風というのもあっているが如何せん明るすぎる、もっと重く渋くていい、その具合はオーイシさんには難しいかな、どうしてもコミカルなアニソンチックによってしまう。
『プラスティック・ショーケース』は論外よ。アミナをフューチャーしているんだろうけど、確かにヒロインだが歌にそれは求めていない！するにしてももっとしっとりとしたバラードチックにしなければ！
後半はアニソンを語ってしまったｗ

・ブルーロック VS. U-20 JAPAN

ここからは最初は期待していたが、ふたを開けてみたらの作品を。
まずは『ブルーロック』、これは一言で「紙芝居」
まったく躍動感がなくて、シュートシーン、テクニックシーンだけ動いて？いや動いてもいないな。原作のカットをそのままフルカラーで立体にしただけ。なんならボイスコミックといってもいいかしれない。ある意味なら原作通りだがアニメなんだからもっと動いてくれよと思った。

・新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP

これに関しては、同じカットの使いまわしｗ
まぁこの作品に動きだとかは期待してなかったけどね。
前回から２年経っているし、前回はかなり端折ったし、今回はドイツ戦を全試合ちゃんとやってくれただけでもうれしかった。作画云々はもとからどうでもよかった、放送してくれただけでも嬉しかった。それだけです。だけど出来栄えを評価するなら悪いものだった。

以上。
夏が不作だった分、予想以上に面白い作品があって個人的には豊作の秋であったのではないかと思う。是非はあるけどスポーツ系の作品が充実していてウチ的には満足した。

２０２４年、１００本以上の作品見てきた。
さてこれから長いようで短い２０２５年アニメ視聴の日々がまた始まります。