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インデックスファンドの父

バンガード・グループの創業者であるジョン・ボーグル(John Clifton "Jack" Bogle)氏は、世界で初めて個人投資家向けにインデックスファンドを設定し、「インデックス・ファンドの父」と呼ばれています。

「インデックス(Index)」とは、市場の動きを示す指数のことであり、
たとえば、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)は日本株式の代表的なインデックスといわれています。この「インデックス」の値動きを見て、市場全体の状況を推測することができます。

そして「インデックスファンド」とは、市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託をいいます。それに対し「アクティブファンド」とは、あらかじめ決められた運用方針のもとで、運用担当者(ファンド・マネージャー)が、投資する企業やその投資割合などを決定し運用するファンドをいいます。

2001年~2016年のデータではありますが、約90%の「アクティブファンド」の運用成績が、ベンチマークとなる「インデックス」に負けていたという報告があります(「インデックス投資は勝者のゲーム」より)。これ以外にも同様の報告は多数あります。

つまり「インデックスファンド」による投資は、プロが運用する大部分の「アクティブファンド」による投資よりも成績が良い、ということになると思います。

それではどのような「インデックス」があるか、ということですが、
上述の「日経平均株価」の長期チャートを以下に示します。

次に、スタンダード・アンド・プアーズ500種指数(S&P 500)の長期チャートを以下に示します。ここで、「S&P 500」とは、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出している、米国株式の代表的な株価指数です。

「日経平均株価」と「S&P 500」の長期チャートを比較すると、
明らかに「S&P 500」が優れているといえそうですね。

「インデックスファンド」による投資を行う際には、
どの「インデックス」に投資するかを決定する必要があります。
「インデックス」を選択すると、次に「インデックスファンド」にかかる費用を検討します。やはり安い方が良いですよね。

このようにして適切な「インデックスファンド」を選択すると、
後はコツコツと長期にわたって積立投資を実践することを検討すべきであると思います。

時中暁は、ブログを通じて「インデックスファンド」による投資結果を定期的に報告していますので、興味のある方は一度見てみて下さい。

上記のような「インデックスファンド」を世に生み出してくれた、ジョン・ボーグル氏の偉大な功績に感謝ですね!!


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