偶数の年齢なんて居心地が悪いもの早く捨てたい

ぼくのなかにずっと君がいて、それなのにぼくはいつも忘れてしまって、思い出して初めて忘れていたことに気がつく。そして泣いたり泣かなかったりする。
もう少ししたら23歳になるよ、なりたくなかった大人だよ

君となりたくないって話してた大人だよ

漠然とした未来を嘆いて話すのが、何よりも楽しくて美しかった。不安の共有ほど心強いものもなかった
これはきっと、過去の思い出だし、事実だし、記憶なのだけれど、
どんどん君を思い出せなくなって、僕の中で作り上げた君の幻覚を見てしまう日が来たらと思うと怖い

もうすでに幻覚なのかもしれないわけだし

働くこともできなかったのに嫌だったのに、僕は仕事をしています
君に書くはずだったレターセットをいろんな人への手紙にしたりしています

もう2度と会えないなんて、やっぱりおかしいよって、2年半経ってもいまだにおかしいと、そんなふうに思います。

久しぶりに、君をおもって泣きました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?