42歳、ふたたび始める、絵描きの自分。
仕事を辞めた。
それから2ヶ月、絵を描く感覚を取り戻すためのことを積み重ねてきた。
内側から自然とイメージが浮かび上がり、それを描きたいと思えるまで、心を整え、体を整え、環境を整えた。
「描かなければ」
ではなく、
「描きたい」
という感覚は、もう、かれこれ10年ほど消え失せていたかもしれない。
もしかしたら、このまま、感覚は蘇らないかもしれない。
それならそれでもいいや。と、思いながら1日1日を過ごしてきた。
そして、
ついに、今日、来た。
心に湧き上がる創作意欲が!
技術は錆びついただろうか?
色彩感覚は鈍っただろうか?
イメージは凝り固まっただろうか?
そんな心配は無用だった。
いつでも、ふたたび始められる。
絵描きの自分、久しぶり。