Nekono.Item Conclusion
Conclusion
始めようと思ったのは思いつきだった。
悲しくて整理出来ない気持ちを、画像を集めてアルバムを制作しながら、
猫たちのいない生活は、生まれてきて初めて実質独りになった。
宇宙はいつも繋がってくれていて、あたたかく、そして亡くなった猫たちは、ハートに重なって私のハートを常にあたためている。
望めばいつだって側にいてくれて、どこでも一緒にいる。そんな風に生活しているのに、会いたくて堪らない。触れ合いたくて堪らないと思いは、いつだって溢れてくる。悲しい、寂しい、そういう単純な気持ちを越えて、今まで感じたことのない感情に包まれている。
こんなにも、あたたかく見守ってくれているのに、まだ出来上がらない。
制作中にそんな気持ちになったりした。
伝えてみる、それは猫たちが使っていたものが、いまでもとても美しいエネルギーで、そこに在るからで、もし、暗い雰囲気を発していたら、こんな事をしようなんて、思いもしなかったと思う。
今でも、いつまでも、どこまでも素晴らしいエネルギーを放ち続ける猫たちに、こんな創造的毎日を日々送った時間に、そしてこの場所がここにあることに心から感謝したい。