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どうやってオーストラリア人のベストフレンドができたの?3

もし、まだ「どうやってオーストラリア人のベストフレンドができたの?1&2」を読んでいなかったら、そちらからどうぞ!

そんなわけで、ボールルームダンシング(社交ダンス)がきっかけでAさんと私は本当に仲良くなっていきました。

多分、二人の波動が合っていたのでは、と思います。Aさんも私もどちらかというと楽天的、物事をわりとポジティブに考えるほうだと思います。一緒にガハハと笑ちゃう感じかな?

でもね、ここまでの親友度になるまで時間はかかりました。最初のころはあまり信頼されてないのかな、と思うこともありましたよ。

例えば、日本人同士だったら、トイレに行く時に、「私は行かないから鞄持っててあげる!」と言われたら、「あ、お願い。」となることも多いと思います。でも、彼女にそう言っても「大丈夫。」と言われて、鞄を預かることはありませんでした。それって、まだ私に信頼を置いてくれてないってことなのかな、と寂しく思うこともありました。

彼女のルーツはイタリアです。彼女がオーストラリア移住3世代目と聞いています。イタリアの方はみんな大らかでとても家族思いというイメージがありますが、そのとおりです。でも、その一方でイタリア人は家族以外の人は信じないと聞いたことがあり、ああ、そういうことか、と思いました。ちょっと寂しいな、と感じました。 

けれども、だんだん付き合いが長くなると、信頼関係も強くなってきて、ついに彼女のバッグも預かることができるようになりました。そんな時は本当に私を友達として認識してもらっているんだ、とうれしくなりました。

カラオケに行ったり、Aさんの家の近くの海の見えるカフェにいったり、レストランに行ったり。映画やミュージカルなども一緒に見に行きました。Aさんがダンスでアマチュアのコンペティション(競技、試合)に出ることになってその応援に行ったり、12月の最初の日曜日はメルボルンでボールルームダンスの大きな大会が行われていて一緒に見に行ったりしました。(日本からもカップルが参加するような大会が行われたりします。)

そして、彼女はいろいろアドバイスをしてくれるとても頼もしい友人でもあります。私の旦那の話も聞いてくれて、どうすべきか聞くといつもアドバイスをくれました。私が落ち込んでいる時、いつも親身になってサポートしてくれました。

かつて汚部屋に住んでいた私は、彼女がお掃除が上手でいつも部屋がきちんと片付けられていることに私は衝撃を受けました。彼女の車もいつもきれい。その時は彼女は仕事もしていたし、すごく忙しいはずなのにどうやってきれいにしているのと聞きました。そして、私は彼女にお掃除のテクニックを教えてもらいました。

ハワイに一緒に行くことを提案した時に、ちょっと戸惑いぎみだったのを覚えています。一つの理由は暑いのが苦手だということ。(私も暑いのは苦手だけど、ハワイは別!)もう一つは海外に家族、親戚以外の人たちと行ったことがないということ。

でも、私は彼女にどうしてもこれまでお世話になったご恩返したくて、これを計画したのでした。

ハワイの旅は本当に珍道中でした。つづきます!




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