プロフェッショナル・ディベロップメント・デイ

今日は土曜日の学校が主催する先生たちのためのセミナーがあった。私の備忘録も兼ねてこの記事を投稿する。

現役の先生であればいろいろな新しいペダゴジー(Pedagogy=教育理論)について学ぶ必要がある。毎年、土曜校の新学期の最初の日はこのようなセミナーが行われる。この土曜校は外国語に特化している。生徒が自分の通う学校でその外国語がカリキュラムがない場合この土曜校に来るのだ。外国語の種類は私のセンターではフランス語、中国語、ドイツ語、スペイン語、オランダ語、そして日本語がある。

今日のプロフェッショナル・ディベロップメントの開催校に私は行ったことがなかったので今朝は5時45分に目覚ましをセット。いつもより20分早めに家を出る。現地の近くに土曜日と日曜日は無料の駐車場を発見した。そこからなんと歩いて目的地の学校までは数分しかかからなかった。超ラッキー!Well done  me!

学校のスタッフルーム(こちらでは先生が食事をしたり、話したりする場所で日本の職員室とはかなり違う)で、既に到着した先生方が座ってらっしゃった。レジストレーション(受付)を終わらせてトイレに行く(大切!)

時間になり、講堂へ移動。今日は大御所のF先生の講義。私の大好きな先生。経験が長く、とても話しやすくて気さくな先生だ。

「去年は大変な一年だった。今年は生徒たちのWellbeing(精神的、肉体的に良好である状態)に考慮すること。そのために私たち教師は何をすべきかを考えてクラスに臨んでほしい。」

まずは生徒たちとの関係をゆるぎないものにすることが必要だとおっしゃった。先生たちみんながうなずく。

「これはある日本語の先生が使っていたアクティビティーです。コンパス・ポインツ・アクティビティーと言います。コンパスの絵を描いてそれぞれの先端に質問を書きます。生徒にそれを英語で答えてもらいます。」たとえば、’What worries you?’ ’What excites you?’ などの質問をそれぞれの先端に書く。学年に合わせて質問を変えればいい。とにかく、生徒に習っている言語で発言をさせる、ということが重要なのである。もちろん上級のクラスでは勉強している言語で答えさせてもいい。

今日はこれら11の項目をF先生は説明してくださった。

1. Start with an essentiial (or guiding) question
2. Connect through context and relevance to learners
3. Learning is personalised
4. Challenge of higher order tasks
5. Research/inquirey component
6. Carricular outcomes are clear
7. Learner-creation focus
8. Process-oriented (rather than focus on 'products'
9. Use of onine/in-class learning; flexible timing
10. Assessment is mindful, and integrated as/for learn
11.Self and/or peer assessment possiblil

生徒たちにとってどんなアクティビティー(=タスク)が有益か。
タスクのデザインをする際には使って有益だと思うキーワードを入れる・使うこと。
生徒たちは一週間たつと先週やったことの十パーセントしか覚えていない。では、どのように覚えたことをとどめるようにするのか。

来週からの授業をいかに生徒作りあげていくかは私たち次第だ。今日学んだことをベースに実際のクラスルームで活用して行きたいと思う。


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