Willの作成
今日は、私は弁護士さんに会いに行ったのだ。ずっとしなきゃ、しなきゃ、でもどうやったらいいのか、よくわからないと思っていた。
それは Will(遺言状)。人の命はいつ終わるか誰にも分からない。
私は今日死ぬ?明日?1年後?10年後?50年後?100年後↤バンパイアじゃん!
実は、前回、日本に帰った時に、妹から終活ノートをもらったのである。
「お姉ちゃん、人って本当に死ぬんだ、と思ったの。」
妹の親しいお友達の旦那様が突然亡くなられた時のことを話してくれた。「私、本当にびっくりしちゃったの。会ったすぐ後に、こんなことが起きるなんて思いもしなかったもの。」そして、その後、「あら、あなた、そんなにお若いのに、終活セミナーに出てるなんて偉いわねえ!」とおばちゃんたちに励まされながら、いろいろ学んだそうだ。その一つが終活ノート。それがあるだけで、本人の死後、起こりうる争いが軽減される。家族同士での大きなもめ事が避けられる。私も妹からもらった終活ノートを少しずつ書き始めたところだった。そして、それをすることで自分の人生の振り返りにもなる。私の人生で何が一番大切だったのか。(あえて過去形)
私は、日本に帰るつもりはないので、こちらのどこかで眠るつもり。
(まだ、細かいことは全然決めてない。)
人間、死んでからでは遅いこともある!Will(遺言状)に記載すれば、私の最期を私の希望通りにできる。私の灰を海に撒いてもらうこともできる。(でも、宇宙に撒くことは難しいかな。↤って、どう撒くの?)私の遺体を科学の発展のためのドネーション(寄付↤この日本語あってるか?否!答えは献体でした!)にもできる。その場合、私の棺もいらないし、お墓も作らなくてもいい。私の遺体はすべて使われるから、灰にもならない。これから、遺体の施しもミニマルの時代だね!
さて、今日はD弁護士さんに初めてお会いした。初回15分は相談無料。不安だったけど、Willに出てくる単語は一応昨日予習しておいたし、ユーチューブでも少しだけ内容を把握しておいた。
「短かったけど、日本に行ったことがあるよ、8月だったんだ。暑くて大変だった!だから、エアフェア(飛行機のチケット代)が安かったんだね。あの暑さには本当に参ったよ!」とD弁護士さんのアイスブレーカー・トークから始まる!
D弁護士さんは必要記入事項についての質問を次々に聞いてくる。なんたって15分しかないからね。ちゃっちゃと済ませたいよね。でも、私にはいろいろ考えなくちゃいけないことがありすぎる。けれでも、こちらのWillは思ってたよりシンプル。私の死後、だれに私の資産を分配すればいいか、そして、どのようなパーセンテージで。それは私の自由。
さて、気になるWillのD弁護士さんへのFee(費用)はおいくらだと思いますか。それは$300(オーストラリアドル)でございます。この金額はどうやらどこの弁護士さんでも一律らしい。
「Eメールでインストラクションの用紙を送るから、それが完成したらメールで送り返してね。」「はい、分かりました。」
うーむ、いろいろ難しい言葉がならぶ。でも、ちゃんと意味を知らないといけないな。
そして、今はお家でその宿題を絶賛試行錯誤中でございます。
Will(遺言状)、あなたはもう書きましたか。
もし、まだだったら、あなたの大切な人たちのために始めましょう。