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友達は人生の宝

今日は友達とキャッチアップのため久しぶりのシティーへ行く。予報では31度。昨日とは約10度の気温差。帽子、サングラス必須。いつものバーク・ストリートのテルストラ前で待ち合わせ。

Nちゃんとの出会いは大学時代にさかのぼる。そのころお世話になったスチューデント・ユニット(留学生の相談や指導をしてくれる部署)のF先生がひきあわせてくれた。

「ミユキ、もしよかったらうちに遊びに来ない?実は、今日本人の留学生をホストしているのよ。日本語で話せたら彼女も喜ぶんじゃないかしら。」

Nちゃんは小柄でかわいらしい女性。その時、ナーシング(看護)の勉強をしていた。私は、「医療用語は覚えるのが大変そうだなあ。それでなくても医療に関わる仕事をするんじゃ責任が求められる仕事だからすごいなあ。私だったら、誤って人を殺しそう。」と思った。

「みゆきです。よろしくね。」一通り、自己紹介が終わった。もっといろいろ話したかったが、F先生の手前、日本語ばっかりでは失礼にあたると思ったのでコンタクトナンバーを聞いた。その後、Nちゃんと私は電話で話したり、時々会ったりして交友を深めていった。彼女の結婚式にも招いていただいた。

今日はランチはお寿司と決めていた。メルボルンで評判の回転ずしのお店に行く。近況を話しながら、お寿司に舌鼓を打つ。「やっぱり、おいしいね!」メルボルンでは日本のように生の魚を手軽に買うことができない。だから、こうやって友達と一緒に食べるお寿司は最高!

そして、今日は二人とも行きたかった無印良品のお店に向かう。メルボルンは最近日本からのお店が進出してとても便利になった。いろいろな商品を二人で見ながら楽しくショッピング!ああでもない、こうでもない、と色々品定め。意見を聞いたり、言ったりが楽しい。ああ、なるほど、そういう考えがあるのね!

そして、コーヒータイム。アイスドコーヒーを飲みながら、家のローンのこと、Will(遺言状)のこと、彼女の家族のこと、私の家族のことについて話した。気を遣わなくていいから、聞きにくいことも彼女には聞くことができる。

私は人生はどんな友人を自分が持っているかでかなり違ってくると思う。私の友人は私が困っているときにはいつも手を差し延べてくれる。アドバイスを惜しげもなく与えてくれる。私のために貴重な時間を使ってくれる。だから、私も彼、彼女たちに私ができることを返していきたい。

Friendship doubles our joy and divides our grief.
Swedish Proverb 
フレンドシップは喜びを倍にし、悲しみを半分にする。
スウェーデンのことわざ

Nちゃんに「じゃ、またね!」と手を振って別れた。今度会えるのは10週間後のスクールホリデーかも、と思った。彼女には小学生のお子さんがいるからターム中は忙しくなる。私も然り。今日彼女と過ごした一日をふりかえりながら、帰途に着いた。Nちゃん、あなたのおかげで素敵な一日を過ごせました。ありがとう。そして、これからもよろしくね。



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