オーストラリアの文化
今日はオーストラリアの文化について書いてみたいと思う。日本人からしたらちょっとびっくりすることも多い。ワンダーワールドへようこそ!
気候
日本より23、24倍ぐらいのサイズがあるから、場所によってかなり違う。小さな日本でさえ違うのだから、想像はできると思う。南半球にあるオーストラリアは赤道より下にあるため、北に行くほど暑くなる。一番南にあるタスマニアは一番寒くなる。熱帯のジャングルから砂漠のような乾いた気候。Four seasons in a day. とはよく言ったものだ。
夏だからといって夏服や半袖だけ持ってくるのはおすすめしない。特に旅行の場合は都市を回ることもある。場所場所で気候も違ってくる。ユニクロの軽いダウン、Tシャツ、短パン、薄手のカーディガン、厚めのトレーナーなどあると重宝すると思う。暑いのは何とかなるが、寒いのは耐えがたいと思うからである。
私の住むメルボルンもとても天候が変わりやすい。気温が前日と比べて20度ちがうこともある。真夏からいきなりステーキ、あ、違った秋になったような日もある。寝るときに暑くて半袖で寝てしまうと多くの場合翌日風邪をひく。だから、よっぽどの熱い空気熱がこもっていない限りは長袖を着て寝る。
夏はわざとカーテンやブラインドは明けない。中の冷えた空気を保つためだ。こちらは乾燥している気候だからできるのだと思う。実際かなり涼しく室内の気温を保つことができる。ブリック(ブロック)で作られた家は夏はとてもすずしい。そして、驚くことに未だにエアコンのない家もかなりある。
メルボルンの文化
ここではちょっとメルボルンに焦点をあててみた。メルボルンはとにかくカフェが多い。もちろん、スタバも進出しているが、ほとんどの人たちはスタバが成功せずに撤退するのではないかと危惧していたはずだ。イタリア系の移民が多いのでコーヒー文化が培われたよう。今はいろいろなスタイルのカフェがあり、お気に入りを見つけるのもとても楽しい。
日本料理だけでなく、ベトナム料理、タイ料理、中華料理(飲茶なども含む)、フランス料理、ケバブ、フィッシュ アンド チップス、パンケーキのお店などなどいろいろな料理が楽しめる。20年前と比べてユニークだけどとてもおいしくて、本格的なお店が増えてきた。新しいお店を発掘するのが最近の楽しみでもある。
シティではトラムがそこかしこに走っており、とても便利だ。ただ、一個トラムストップを間違えても結構な距離があるので、携帯片手にGPSで確認するのをおすすめする。メルボルン・シティは碁盤の目になっており、道もたいへんわかりやすい。けれども、日本のように時間通りにパブリック・トランスポート(公共交通機関)が来るのを期待してはいけない。電車やバスが遅れたせいで会社や大学に遅刻してもあまり目くじらを立てる人はいない。
そして、オーストラリアン・フットボール。初めてホストファミリーの家にに着いた時、子供たちから、'Where do you support?' どこをサポートしてるの?(=どこのフットボールチームのファンなの?)と聞かれ、何のことかさっぱりわからなかった。しかし、だんだんオージールールのフットボールは市民の生活にかなり浸透しているということが分かり、ほとんどの人が必ず贔屓のチームがある。なんと決勝戦グランドファイナルは祭日にもなってしまったぐらいだ。また、トヨタはAFL(Australian Football League )のオフィシャルスポンサーだ。日豪友好のため、トヨタさんにはこれからもサポートを続けていただくことを強く期待している。
さいごに
まだまだオーストラリアのこと、メルボルンのことを書きたりないなあ。日本人の方が知らないこと、こちらに来た時に役に立つ情報などをシェアしていきますね。皆さん、お楽しみに!
P.S. スーパーマーケットに行った時、お客さんがブドウの房をピックしてパクっと食べてる人を初めて見かけた時には衝撃が走った!えええ!まだ買ってないでしょ、って買うつもりもないんでしょ⁉でも、これはやめましょうね。ブドウには農薬が使われているので少なくとも3回はしっかり洗ってから食べましょう。