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【超簡単】おひさまがKアリーナに渋滞を作らずに退場する方法
日向坂46は12月9日、10日に神奈川県横浜市のKアリーナでHappy Train tour2023の追加公演を行います。しかしこのKアリーナ、つい最近開業したばかりでトイレが少ないだの、一番上の席が遠すぎるだの、退場に時間がかかりすぎるだの評価は最悪です。なかでも、退場面ではペデストリアンデッキが未完成のため2時間かかるケースもあり、Kアリーナ側が謝罪する事態となりました。人混みも度が過ぎると雑踏事故を引き起こしてしまうため注意が必要ですし、せっかく楽しいライブ後なのに人混みの中で長時間立ち往生は気が滅入ります。そこで、都市計画を専攻しているtokimeki__souが日向坂ファンがKアリーナからの退場時にスムーズに渋滞を作らず退場する方法を考えます。結論だけ見たい方は目次の結論部分から飛んでください。
Kアリーナのボトルネック
現状ペデストリアンデッキが完成していない以上、デッキのある場所までオタク達は地べたを這いつくばって退場することになります。そして出口が一本に絞られているため、何が何でもこのブルーのルートから出るしか無いようです。
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「ボトルネック」とは交通流が制限される要因のことを言います。ワインボトルの細くなっているところ🍾、あそこが語源です。そして今回のボトルネックがここ(下図)
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バズっていた画像では芝生に挟まれた道(紫の太いうねうね線)が人でいっぱいになっていましたが、それは一般道と合流する交差点がボトルネックであるからだと思われます。このボトルネック交差点には信号機があり、歩道になるため道幅が狭くなります。また45度に鋭くターンするため、方向転換のための混雑も生じます。紫色のうねうね線で示した通り、交通容量が減るためどうしても赤い〇で示した部分に混雑が発生してしまうのです。
ワインを注ごうとしたとき、どれだけ傾けてもボトルの細い首の部分🍾に流れることが可能な量しかグラスに注げないことと同じで、いくら道路上のボトルネック🍾に人が流れ込んでも交差点の処理能力以上の人数は駅方面に注ぐことが出来ません。
渋滞発生の仕組み
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めちゃくちゃ簡単にするとこんな感じで渋滞になります。
じゃあどうすればいいのか
ワインを注ぐとき、あるいはペットボトルで飲料を飲むときに真上にボトルを傾ける人はいません。緩く斜めにした方が効率よく液体が出てくることを知っているからです。人流も同じで、人は近くに壁や障害物、通行人が存在すると無意識に歩くスピードを落とします。これを「接近コスト」みたいに言ったりします。皆さんも一人で歩く場合と人混みの中を歩く場合、後者の方が無意識にスピードを落としているはずです。
それが何なんだという話ですが、各自が最も自然に歩ける速度を「最適速度」としたときに、全員が接近コストに影響されずに最適速度で止まらずに歩き続けることが可能であれば渋滞は発生することなく、全員の退場時間が短縮されます。
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【結論】じゃあどうすればいいのか2
結論:全員が規制退場を守る
理由:最適速度で歩けるだけの人数を常にKアリーナ側が垂れ流し続けることで一人一人が立ち止まる必要が無く、スピードを保ったままに散り散りになれるから。