エピソード8
北海道音更町
どんぐり工房 熊谷俊治
時松先生に初めて間接的に褒められた事は今でも鮮明に覚えています。
先生が帯広に指導に来られて一年程経った時、何か作ってみなさいと言われて作ったイギリスもどきのスモーカーズボウでした。
作り方も分からず取り組んでから2ケ月来る日も来る日も試行錯誤、ようやく出来上がり先生にお披露目。
可なりの高評価を期待しつつ、先生
(ほ〜ぅ)座って(狭い)背の角度(大きすぎかな)腕木の先端(手が休まる遊びがない)その後モチーフはコンセプトはと一通り詰められました。
その日はそれにて終了し後日、産業技術センターの所長から、時松先生大勢の前だからあえて言わなかったが(良くやった)と言っていたぞと聞かされた帰りの鼻水たらしたらし食べた味噌ラーメンは今でも忘れられない味です。