ニッポンは後進国の道を歩んでいる
日本は、先進国だなって思っていませんか?それは、多分メディアからえている情報や自分たちのおじいちゃんや地域の年配の方から「日本の偉大」みたいな過去の概念から引き継がれているから日本は先進国であるとお思い込んでいるんですよ。確かに、海外の貧困の国に比べて、下水道や電気が全国各地で一般化されていて先進国の特徴も持っています。
「私は、日本は後進国だ」とは言っていません。後進国になると警鐘しています。
日本が後進国になる?
はぁ、どういうこと?って思いますよね。
私がそう思う理由をこれから読んでいって欲しいです。
私が、日本が後進国になると思う理由は、2点あります。
一つ目の理由は、人口の減少による労働者と消費者が減り日本国内のお金の循環が悪くなっている点です。
まず初めに、私たちが住む日本が、いつ先進国になったと思たのでしょうか。「日本 先進国 いつから」と検索すると昭和50年・1975年が一番最初に出てきます。
なんだ その根拠のない情報は!って思うかもしれません。先進国の定義は、経済的と社会学的に意味が異なりますよね。例えば、経済的ならばGDPが10%超えたらみたいな定義も考えれますよね。でも、社会学的な視点から考えると、児童の小学校・中学校の進学率が平均80%超えたらみたいな定義ありますよね。GDPが高くても小学校の進学率が低ければ後進国と思うように、GDPが低くても小学校の進学率が集れば先進国と思うように先進国の定義は、どの視点に立って考えるかによって異なります。つまり、先進国の定義は、国家か個人で分かれると思います。
そこの理解が、一番大事だなと思います。
(昭和50)1975年は、日本の人口増加のピークの時代です。面白いですよね。日本が先進国になったと思たのが、人口増加のピークの年と被るなんて。
ここから、人口が減りつづけています。以下の図参照。
こどもの割合は,昭和30年には総人口の3分の1を超えていたが,第1次ベビーブーム期(昭和22~24年)後,出生児数の減少を反映して低下を続け,昭和40年には約4分の1となった。
その後,昭和40年代後半には第2次ベビーブーム期(昭和46~49年)の出生児数の増加によってわずかに上昇したものの,昭和50年から再び低下を続け,平成9年には65歳以上人口の割合(15.7%)を下回って15.3%となり,平成18年は13.7%となっている。
なお,こどもの割合は,昭和50年から32年連続して低下している。(図2,図3)https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi172.html
このように、先進国の特徴でもある人口増加が、1975年から人口は減っていきます。こうしたことから、先進国に居続けるための必要な要素である人口増加だと言えます。
この問題を解決しなれば先進国であり続けることは難しいと言えます。
しかし、日本は人口が1975年から2020年の45年で人口が減っているという問題を解決出来ていません。この問題に関して、様々な要因があると思います。例えば、子供を育てるために余裕があるのかなどの経済的要因や核家族化の中で、子育てを誰に相談すればいいのかなどの心身的要因などが挙げられます。
こうした問題を解決しようとしているのが、総理大臣、各大臣並びに官僚です。そして、その多くは東大生や京大生などが多く、最も安定した職業である公務員です。考えてみてくださいよ。その東大生や京大生が、子供を育てられない要因や相談出来ない要因を考えられると思いますか。確かに、学力的には優れていると思いますよ。しかし、東大生や京大生の出身の多くは、富裕層の息子などが多いんですよ?その人たちが、社会的弱者の人たちを救えるような答えを見つけれないでしょう。この答えがある問題を採用する官僚制度を、もう一度見つめ直さなれば人口問題を解決することは出来ないと思います。
二つ目に、政治家と企業の癒着が強いという点です。
なぜ癒着がダメなのか。それは、革新的技術を持つ企業がいたとしても、それが既存の日本を代表するような会社の競合他社になるならば法律で、新企業の侵入を止めるということをする点です。
この例にセグウェイが当てはまると思います。セグウェイは、日本に上陸して10年以上経ちます。しかし、そのセグウェイが、まだ日本の一般道を乗ることが許されていないのです。セグウェイは、電気で走る乗り物でバイクのようにアクセルを捻ると自転車以上の速さで走る乗り物です。これが実は、今では一般化されている電動自転車よりも登場するのが早かったのです。しかし、セグウェイのための法整備は、行われずその間にパナソニックが電動自転車を作り販売されました。この間は、セグウェイは政府が決めた特別区で試験を繰り返す日だったそうです。
どうですか、新企業が新規サービスを始めようとするのにも関わらず法整備を行わず、既存企業にシャアを取れるという状態が日本で起こっている
また、自動運転が昨今の注目されている最新技術です。この案も、中国やアメリカが実験を開始してから日本も後を追うように実験を、日産を初めトヨタやホンダなどが進めています。この状態は、先に進展した国家になろうとする姿勢よりも他の国の進展に負けないように追いかけている国家、言い換えるならば後進国で言えます。
人口問題と政治と企業の癒着の2点から、日本は後進国の道を歩んでいると言えます。
誤字脱字などもある大学生ですが、警鐘を鳴らし続けたいと思っています。