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はじめての滝行をばしてみる

この記事は下書きに埋もれてたものを公開しました。よって原稿を作成した時期と公開した時期に大きな時間差があります。

行場へ

滝についたのは10時半過ぎだった。観光客が引切なしにやってくるそこは、実際に水行が行われている滝でなんだが、海外のガイドブックに掲載されているのかわかり難いにも関わらずとにかくやってくる。午前中はそうでもないので滝行をするのなら午前の早い時刻にと考えつつも、結局10時半となった。

躊躇

まず、ロウソクと線香をあげてお題目を唱え掃除をする。掃除してる間にもやってきますカメラ持った海外からの旅行者。山の中にあるのだから葉っぱなどがあちこちに・・・自然ならば葉っぱがあるのは当たり前だが、掃除した不自然な状態で整然としたほうがいいのではと勝手なことを考えつつも、実際はやってくる人たちをやりすごそうとしてるだけなのかもしれない。そうこうしているとロウソクの火が終わってゆく、30分のロウソクである。さて掃除も終わったことだし、滝行するか帰るかを決めることになる。今なら人は来ない着替えた。


結界の中へ

いよいよ板塀で囲まれた滝の場所に足を進める。滑る。葉っぱ散らかってる。ところでやっぱ、して良いのかな?と思いつつ滝の落下点に入った。雑念ありすぎ、岩の切れ間から近づいてくる女性、余計なことばかり考えて滝行になってない。終わった。濡れた体で落ち葉を掃除した。葉っぱ片付いたら、もう一回打たれよう、最初のが気が散り過ぎてたからもう一度。なんとか滝行らしくなってきた。さて誰も来ないうちに着替えないとと滝衣を脱いで・・・とやってきました。観念してカーテンを広げ服を来た。

仕舞う

うまくはいかなかったけど滝行をやった。気は散ったけどきっちりと雑念は落ちた。

足元に藻が出てるらしく滑る。それと落ち葉の掃除を先にしてから滝行の本編をするのでもいいかなと・・・。

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