「来る」がきてる
スコア10/7
2018年日本制作
ホラー映画には必ず怖い対象が存在する。
ジェイソンとかとか人がわかりやすいが、
時には場所とか
状況ってこともある。
とにかくホラー映画には明確に「怖い」対象が存在し、それを中心に物語が進む。
「来る」は得体の知れない存在な脅かされる物語。
何かわからない存在に徐々に迫られ、襲われていくそんなホラーだ。
なんて言ったら
THEジャパニーズホラーでっせー!
どうでっかー!!!
怖いでっしゃろー!
この後キャラが一人歩きしてパチンコになったり始球式したりしまっせー!!!
みたいに思われると困るので私なりにこの話を説明すると。
超エンタメです。
たしかに怖いところは多々あります。
そりゃホラーなので、
でもホラーとして怖がりにいこうとして観ちゃうと
はぁ?マジで全然怖がらせてくれなかったんだけどなんなの!?
ってなっちゃいます。
いつもはバリバリ激しいロック歌手のライブ見に行ったら曲の6割アコースティックだった時の気分になります。
新しいタイプで僕は好きでした。
ホラーをエンタメに昇華したスタイルと言えばいいのか、
化け物的なホラーと人間って怖いよね的ホラー
でちゃんとホラーは見せていて、
じゃあその恐怖の存在をどうすんの?
ってところの方法でエンタメに持ち込みます。
僕個人としては日本のホラー映画の中で一番胸熱になる後半でした。
とにかく日本中から妖怪、幽霊、怪奇を退治する役職、団体、能力者たちがゴチャゴチャに集まって退治しようとします。
そこがホラー怖がりに観た人にしてみれば
はぁ?
ポイントなんだと思います。
なのでこれを読んでから観る人はどーか、
ホラー観るぞーって気持ちで観ないでください。
エンタメとしてみればオモロいです。
そして柴田理恵の演技に目が釘付けになるはずです。