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真夏の証明写真、滝汗、そしてカラオケ

起きてからすぐ、証明写真を撮りに機械に入った。それから1000円札しか入らないことに気がつく。近くのコンビニまで引き返した。

そのうちに陰っていたはずのコンクリートが湯気を立てる。雲の隙間から太陽が覗いている。日陰を探しながらまた機械へ戻った。アナウンスの声が大きくて、ちょっと恥ずかしかった。

それからカラオケに行って帰ってきた。歌うから気分が良くなるのではなく、気分がいいから歌う。だからカラオケには行かないと言っていた友人の台詞を思い出した。

私は逆で、歌うから気分が良くなる。そう言うよりも、大きな声を出すから気分が良くなる。カラオケでは、大声を出しても誰も怒らないから素敵である。

アニソンばっかり歌って幸せだ。左右に揺れていたら腕時計が歩数としてカウントしてくれた。お得だ。




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