気になる日本人アーティスト
Hola! いつもは、ファッション関連で気になるものの投稿が多いですが、今日は、ギャラリー勤めの本業らしく、気になるアーティストについて書きます。
作品が売れるか、これから有名になるか、という観点よりも、お仕事を通じて様々なアーティストの作品を観る中で、私がこのアーティストの感性が好きだなぁ、という個人的な観点によるものです。
まずは、藤宮初音氏。芸大日本画に在学中のアーティストです。モチーフの選び方が、女心を鷲掴みにする、おしゃれな作風。私自身が装飾的な作品が好きなので、蝶やお花をモチーフにした作品が、色彩が美しく、縁起が良いものに感じます。
次に、Hin氏。私自身が宝石をテーマに、アートを観たり、本を読んだりしていて、inner jewelという個展が開催されたときに、観に行きました。最初作品を観た時に、色彩は美しいけれど、作品のテーマが敷居が高いように感じられました。しかし、時間が経ってみると、家に飾りたいな、と思わせるような、江戸時代の日本をイメージしたような作風。ピクセル表現という、現代的な手法を用いながら、日本的な感性が心地よい。欲しいと思う作品は売れています。
最後に、前にも何度か書いていますが、土取郁香氏。アートコレクターズを読んでいて、抜きん出て、色彩と筆のタッチが目を引いた作家さん。人物の緩い感じといい、少し色っぽい感じがツボ。来年こそ、画集を買いたいです。
私自身が色彩がカラフルで美しいものが好きなので(有名な作家だと、クリムトが好き)、やはりセレクトがそうなります。
まだまだ若手の作家なので、これからが楽しみですし、私自身もギャラリーで経験を積みながら、動向を見ていきたいです。
読んで頂き、ありがとうございました。
Gracias!