銭湯日記「用賀 藤の湯」
銭湯日記、今回オススメするのは用賀にある「藤の湯」です!
用賀駅から徒歩8分。
住宅街の中にいきなりドカンと「破風屋根」の宮造りがお出迎えしてくれます。
隣にはコインランドリーがあったりと、昔ながらの「銭湯の姿」を見て感じることができます。
昔は家に洗濯機やお風呂がなかったのもありこの組み合わせである銭湯が多いんだとか。
早速中へ入って行きます。
入り口から直結してベンチがあり、番頭のおばあちゃんがお出迎えしてくれました。
ササッと入浴代を渡し、脱衣所へと足を進めます。
う〜ん…お湯の匂いが心地よい。
天井もとても力強い格天井で異世界に飛ばされたかのような感覚(昔ながらの銭湯はこういうところが良いですね)
自分が行った時は、ちょうど一番湯の時間だったので地元のおじいちゃん達で賑わっていました。
全てが年季の入っている作りで終始興奮。
そんな浮き立つ気持ちを少しばかり抑えながら浴室へ、、
扉を開けた瞬間、目に入ったのは「東屋」
浴槽に屋根!?と思いましたが、ここの銭湯の醍醐味と言える『ある』浴槽の演出に十分に役立っていました。
お話は後ほど。
さて、体を洗います。
ゆっくりと身体を洗い、周りを見渡して「浴槽のラインナップ」を確認。
水風呂やサウナなどはなく、とてもシンプルなラインナップ。
ジェット、バイブラ、『ある』浴槽。
とてもこじんまりしてますね。
おじいちゃん達が続々と湯船に浸かっていく中、
僕も体を洗い終わりました。
それでは。
いざ、入浴。
お湯の温度は40℃前後といったところでしょうか?
とても入りやすい温度。
こういう銭湯はお湯の温度を高く設定しているところが多いのですが、ここはちょうど良かったですね。
ジャグジー、ジェット風呂、、一通り浸かり
リラックススイッチをいれたらいざメイン。
散々焦らしてきました、『あの』浴槽へ、、
近くへ行くと、少しずつ「檜(ひのき)」の香りが漂ってきました。
そう、この藤の湯の醍醐味。
それは「檜風呂(ひのきぶろ)」
浴室へ入場してすぐに見えた東屋が本当にいい仕事をしてくれています。
屋内なのに露天風呂に入ってるかのような解放感…
タオルを浴槽のフチにかけ、枕がわりに頭を置き目を瞑る。
ヒノキの香り、水が流れる音、全てが調和してさらにリラックスモードに拍車をかけてくれます。
お湯をすくい、匂いを嗅いでみると一層ヒノキの香りを楽しむことができます。
一通り浸かり切ったらカランで桶に水を貯めて体に流します。
水風呂が無いので交互浴、ともいきませんが体を冷ましてまた同じように浴槽を順々に巡りました。
とても気持ちよかった。
こじんまりした造りなので、地元の人が長く愛するのも頷けます。
銭湯に行き慣れている中級者の方には「雰囲気」「香り」「建物の質感」など楽しめる要素が充分にあるなと感じた銭湯でした。
銭湯では中々ない珍しい「檜風呂(ひのきぶろ)」を楽しみたい方に是非お勧めしたい銭湯!
いいお湯でした!
【東京銭湯マップ 藤の湯】
https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-509
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