落ちてるビーズ。その正体。
駅にビーズが落ちてるのを見かける。あのブレスレットとかにするたまっころだ。誰かのブレスレットが千切れてばら撒いたんだろうと思っていたのだが妙だ。
頻度が高いのだ。ビーズの玉が落ちているのを一週間おきに見ている気がする。
誰かのブレスレットが定期的に千切れてばら撒いているとしたらあまりにも不注意だ。ビーズのブレスレットをばら撒いてしまうあの絶望は人前で漏らしたくらいのショックはある。学習しろ。
不注意ではなく故意としたらどうだろう。あのブレスレットは制御器でパワーを解放するために外したのかもしれない。あの駅ではバトルが行われていた。
見かける時間帯から推測すればビーズがばら撒かれるのは深夜から早朝にかけてだろう。もしかするとこれは落としたのではなく、設置したのではないだろうか?
これはある種の呪法で、駅の特定の場所に特定の数のビーズを置くことである呪いが発動する。犯人はこれを深夜に行なっていた。駅を呪って何になるんだと思われるがとてもやばい。駅が呪われることでそこにある電車が呪殺トレインになり車体に呪いの言葉が刻まれる。
あとは呪殺トレインが関西を走り回れば終わりだ。マニ車と同じ要領で走るほど呪いが辺りに撒き散らされる。
環状線は最悪だろう。台風の目ならぬ呪いの目が環状線の中心に出来上がってしまう。迂闊に突けば呪い大爆発が起こる。
これはある人物による大阪の侵略だったのだ。だが我々は無事である、つまり呪いは失敗に終わった。
当然そのビーズは清掃員が掃除してしまうからだ。すると呪いは不発に終わる。しかし、掃除がされなくなればたちまち呪いは発動してしまうことだろう。
世界は駅の清掃員によって保たれている。
こういう洒落怖だれか書いてください。
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