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Vtuber食わず嫌いしてる人が見るべき月ノ美兎の動画5選

「Vtuber」という存在に対して、どういうイメージを持っているだろうか?

かわいい女の子がリスナーと雑談したり、ゲーム実況したり、歌ったりする。あるいは、イケメン男子が華麗なゲームプレイを見せたりする。そういうイメージが一般的かもしれない。

「Vtuberにあまりいいイメージを持っていない」という人は、そういったVtuberへの先入観があるのではないか。

しかし、Vtuberは非常に多様なものであり、ひと言で語れるようなものではない。

特定の学術分野に強い「学術系Vtuber」も増えてきているし、料理、イラスト、楽器など、その人にしかない特徴を持ったVtuberは数多い。

そんななかでも、今までVtuberを見たことがない、食わず嫌いをしているという人にぜひ見てほしいVtuberがいる。

Vtuberに対するイメージを変え、今も独自の路線を突き進んでいる月ノ美兎である。


月ノ美兎とは何者か?

月ノ美兎(つきのみと)は「にじさんじ」に所属するライバーである。

2018年にデビュー。「委員長」という呼び名で知られている。

にじさんじで最初にデビューした象徴的な存在であり、現在のVtuber文化を創り出したレジェンドのひとりといっていい。

そんなVtuberのど真ん中にいる彼女が、実はものすごくトガった路線の活動を行っている。

現在のVtuberの多くは生配信が中心になっているが、月ノ美兎は動画投稿を中心にした動画勢となっている。

しかもその内容は彼女の持ち味であるサブカルの要素が強く、ひとつのテーマを突き詰めるような動画が多いのだ。

今回は、そんななかでも彼女のことやにじさんじを知らない人にも楽しめるおすすめの動画を5つ紹介したい。

月ノ美兎のおすすめ動画5選

配信中に名前が出た食べ物しか食べられない3日間【1日目】

にじさんじライバーの配信を10分見て、名前が出た食べ物しか食べてはいけないというルールで3日間過ごす。話題に出てきた食べ物を必ず食べるという縛りのためにとんでもない事態に……。

【朝】にじさんじライバーの嫌いな食べ物だけで1日過ごします【VS葛葉】

飯シリーズ。今度は同僚である葛葉との対決形式。ほかのライバーに嫌いな食べ物を聞いて、それだけを食べるというルールで、「嫌いな食べ物」という縛りのため危険度が上がっている。

「カチカチ山」とかいう和製サウスパーク、いつからヌルくなったのか

本来は残酷な結末である「カチカチ山」が、現代の絵本ではヌルい結末になっている。そこで絵本を江戸時代までさかのぼって調べ、いつから結末が変わったのかを調べるというもの。もはやこうなると、サブカルを通り越して民俗学といってもいい。

【性の博物館】秘宝館に行って…き……【夢の中で】

これは動画ではなく生配信。「熱海秘宝館」を訪問したレポートで、その異様な世界を語っている。下ネタ注意。

新聞のテレビ欄「㊙」多すぎなので全て解き明かします


新聞のテレビ欄で「㊙」という文字を見かけるが、実際の番組ではどういう㊙が語られているのか、1日テレビを見て検証するという企画。概要だけ聞くとなんじゃそりゃという企画だが、ちゃんとおもしろい内容に仕上げる構成力がさすがである。

独特の発想力と巧みな構成力

このほかにも彼女の独特の発想力が発揮された企画の動画は数多い。

くだらない思いつきも、彼女の手にかかるとおもしろい動画になってしまう。その巧みな構成力は一見の価値がある。

最近、テレビがつまらないといわれるが、テレビのように大規模な予算もかけなくても、Vtuberがこれだけおもしろいものが作れるのだという可能性も感じるのである。

思い出すのはやはり80~90年代のサブカルで、おもしろければなんでもありというノリを今の時代に受け継いでいるのが月ノ美兎といえる。

わかりやすくいえば、『タモリ倶楽部』のくだらないけどちょっと知的なあの感じが好きという人はきっとハマることだろう。

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土岐ながれ
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