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蟹座の彼 〜ホロスコープ解釈実例 〜
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【 かに座の彼 〜ホロスコープ解釈実例〜 】
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彼との出逢いはSNS。
知人が記事で紹介していたことがきっかけ。
数回、メッセージのやりとりをして、直接お逢いすることに。
それが2019年のこと。
今回、かに座のモデルとして書かせてもらっているのは
教育分野において、幅広く活動されている方です。
かに座は人との直接的なつながりを、
とても大切にする星座。
彼はどれだけの結果を出そうとも、
そこは一貫して守っているなぁ・・・と。
そもそも、彼のもとには、
Facebookでいうところの「友達申請」が多いとのこと。
それは彼の立場から考えてみれば、当然。
彼の言葉で、今でも残っているのが、
「とっきぃは申請くれたときに、メッセージも一緒にくれた。
そこが本気やと思ってん」と。
そこは僕自身も、すごく大切にしていたことで、
そこを汲み取ってくれるあたりが、
さすが、かに座っぽいなぁと(笑
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「どんなホロスコープなんだろう」とドキドキしますね。
生年月日、出生時間、出生地を入力して
「ホロスコープ作成」のボタンを押す瞬間が、
たまらなく好きなのです。
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ホロスコープのいいところのひとつとして、
その人の見えない部分も浮き彫りになりやすいところ。
大胆なようにみえているけど、
実は繊細な部分がとても多いとか、
おとなしい印象があっても、
決めるときはとても強いとか・・・
言葉にできない、なかなか表には伝えにくい・・・
そのような部分までカバーできるのが、
いいなぁと感じています。
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【 7/6生まれ かに座 】
太陽 かに座
月 やぎ座
水星 ふたご座
金星 ふたご座
火星 てんびん座
木星 さそり座
土星 てんびん座
Asc てんびん座
MC かに座
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火:2(天王星、海王星あり
地:1
風:5(冥王星
水:2
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エレメント的に地が1に対して、風が5。
人へ情報を伝えていくことで
「動きそのもの」を巻き起こしていく。
その動きは自由かつ、スマートなので軽やか。
かつ、かつクオリティ的にも不動宮が1なので、
活動宮、柔軟宮の影響が際立ってくる。
自分から始めることも得意だし、
かつ、まわりの状況にあわせていく適応力も高い。
人間関係の切り替わりも多いイメージだけど、
これは感情のもつれや損得勘定という意味とは、
まったく違っていて、
あくまでも目の前に登場してくる人の
バリエーションが豊富だという意味。
チャンネルの切り替わる速度が速いという感覚。
ホロスコープから伝わってくるのは
人生の振り幅を大きくすることで、
常に対極を意識しながら生きているような感覚。
その対極を意識する目的は、
自分にとって、本当に本当に大切な場所を見極めていくため。
そう感じられます。
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個々の惑星だけの解説もいいんですが、
すべてをひっくるめた、
その方のトータル的なストーリーを綴っていきます。
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かに座の太陽は
「安らげる居場所、信頼関係を築く」ですが、
彼にとって、大切なことは、
あくまでも「全体を眺めてから」というスタンス。
「安らぎを感じる場所」は人それぞれ。
生まれ育った地元で暮らしてこそ感じる人もいれば、
誰も自分のことを
知らない場所だからこそ感じられる人もいます。
感情的に安らぎたいからこそ、
どちらの環境も経験して、
理性的に判断することが彼のセンスじゃないかなと。
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やぎ座の月は
「何事も真面目にやりたい欲求」ですが、
さらに深めていくと
「やっただけの結果がほしい」という感覚。
この世界の法則として、
人は出したエネルギーのものしか受け取れません。
これはスピリチュアルな話でもなくて、
物理学の観点からしても成り立つこと。
練習なくして、結果は絶対に出ません。
考えてみれば自然なことです。
彼の祈りは
「然るべきやり方でやろうよ」ということ。
結果の出る方法、
これは学習全般において、如実に現れます。
やみくもに時間をかければいいというものではありません。
よかれあしかれ、結果には理由があります。
これはひとつの秩序のようなもの。
「必要なことを確実に積み上げていけばいいだけ」
そのルールこそが、彼の大前提なのかなと。
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水星のふたご座ですが、
まさに彼にとっては知識欲が命!
ひとつの点でしかなかった知識が、
別の点とつながり線になる。
もともと基礎というものを、
彼がとても大切にしているからこそ、
得た知識そのものへの厚みが
複利式にふえていくのが彼の頭脳のイメージ。
彼と話をしていると
「才気煥発」の言葉の意味を感じないではいられません。
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金星のふたご座は楽しむことがすべて。
自分の好奇心のまま、
興味あるものをひたすらに求めていけるはず。
これは出逢いでも、仕事でも一緒。
勢いで行動するという強引な感じではなく、
あくまでも軽やかなステップで、自然に動いていく感じ。
だからこそ、常に思考がリズミカルに
アップデートされているような感覚じゃないのかな。
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火星のてんびん座は、
人間関係における理不尽なことへの憤りのようなものを、
いかに昇華できるのか、そこがカギ。
太陽がかに座なので、基本的には優しい人であり、
風のエレメントが強いので、
本当は怒るべきところなのにスルーしてしまうかもしれません。
ただ、彼には無人島で暮らしていたという
破天荒な経験があります。
これは、人間関係がそもそも白紙になるような体験。
この時間が彼に与えた影響は、
きっと計り知れないものがあるんじゃないのかな(笑
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木星のさそり座が意味するもの。
鏡リュウジ先生によれば、
木星とは「幸運を手に入れるうえで欠かせない態度」とのこと。
つまり、そこにさそり座があるので
「決して妥協しない姿勢」が必要不可欠。
彼は自分の専門分野の本を200冊以上購入して、
すべて写経したとのこと。
その信念たるや。
さそり座の一点集中力を最高のカタチで使っています。
語学という仕事そのものが、彼には向いていますが、
そこへ信念がさらに上乗せされた状態。
「突き抜ける」という表現は、よくききますが、
そのための方程式がこういうことなんだろうなぁ。
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土星のてんびん座。
その人らしいなぁと、感じるポイントは
みな、それぞれ違いますが、
僕が彼のホロスコープのなかで重要なのが、
土星にあるてんびん座だと感じています。
てんびん座のキーワードとして
「客観性、バランス」があります。
ここが試練として、その人を鍛えてくれるものであり、
乗り越えるべきテーマ。
「バランス」という言葉は、
それこそ、あらゆる場面で使われます。
例えば、
能動と受動。光と闇。男と女。理性と感情。
これらは相反しつつも、
一方がなければ、もう一方も存在しえないもの。
土星にてんびん座があるので、
本来は「ともに対等であるべき」も強いはず。
そこは、どうしても守りたいところだと思う(苦笑
それでも、本当の意味で、
相反するものを対等にみなすには、両方を経験することが必須。
両極端を体験して、理解してこそ、
中庸(バランス)をつかむことができるもの。
実は太陽にあるかに座と月にあるやぎ座、
このふたつの星座も正反対の関係にあります。
かに座は感情を、やぎ座は理性を司ります。
彼にとって「中庸は経験してこそ」。
土星のてんびん座が与える試練に、いつも挑戦している、
そんな気がします。
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彼の人生のストーリーが凝縮されているのが、
Ascのてんびん座とMCのかに座。
Ascのてんびん座は、この世界を
「調える(ととえる)ため」に生まれてきたことを表していて、
MCのかに座は「安息で生きること」が、
いつまでも追いかけていく光のようなもの。
彼にとって、
調えるべき対象は、まわりへ映るものすべてであり、
それこそが、自身の安息へとつながっていくもの。
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彼は信頼できる人たちとのフィーリングを大切にしたい、
そんな想いで生きている人なんだと感じています。
誰しもが、
そのような生き方を望んでいるのかもしれませんが、
彼は太陽とMCが一致しているため、
その生き方を求めることへためらいがないんだろうなと。
太陽とは自分が自分らしく生きるためのエネルギー。
MCとは人生で最終的に目指す方向性です。
これは自分の向けたいエネルギーの矛先が、
人生で求めているものとそのまま一致しやすいということ。
人間関係でのいいこともそうでないことも経験して、
自分にとって本当に必要で、
大切にしたいつながりを見極めていく。
それが彼にとっての「美しさのひとつ」。
どれだけ世界を拡げても、
地元のつながりだって大切にしているところが彼らしいなと。
そして、彼は自分のルーツである家族もかけがえのないものとして
大切にできる人だと思います。
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本当の安心感とは
経験と知識からこそ生まれるもの。
それがポリシー。
かに座のあなたの生き方をリスペクトしています。
いつも応援しています。
時正でした。
○蟹座の彼のストーリーをさらに深めた続編はこちら
○かに座のあなたへのメッセージはこちら
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