2023年下半期 Japan Smash Ranking ver3.0
こんにちは、Tokiです。今回は2023年下半期における日本のスマブラランキング、Japan Smash Ranking (JSR) Ver2.0を作成しました。本記事ではランキングのアルゴリズム、前回との変更点をまとめていきます。
これからランキング詳細をまとめますが、詳細に興味がない方は下記のスプレッドシートやTOP100の画像をご覧ください。
今期も前回同様グラフィックをAkabane / あかばね様に作成していただき、動画をにんじんざむらい様、ロゴアイコンをOsusix / おすしっくす様に作成した頂きました。ありがとうございます。
今回も前回の例にもれず素晴らしいデザインとなっていますので、ぜひ画像・動画どちらもお楽しみください。
対象期間が異なりますが、JJPRやSMASH BANZUKE、Shogun様のランキングといった国内ランキング、LumiRankなどの世界ランキングなどもあります。どれが絶対的に正しいというのはないので、自分好みのランキングを見つけてみてください。
ランキング概要
本ランキングの特徴は以下の通りです。
ランキングの手法について
参加大会最大10大会までポイント計算対象。ただしそれ以上大会に参加している選手は大会のポイント(TTP 後述)が低いものから削除。目的は下振れも含むことで安定感を評価すること
上位選手がポイントを獲得できないような順位となった場合、ポイント減算処理を行う。目的は上記同様安定感を評価するため
アップセットを起こした選手を同一順位の選手より高く評価
プレイヤーの強さを考慮して大会価値を決定し、その大会の順位に応じてポイントを獲得する
対象大会について
国内のDQ込みで50人以上の規模のオープン大会を対象。(年齢制限のあったマエスマTOPは対象外)ただし招待制大会は一部含む(後述)
海外大会もランキング対象とする。ただしUlt RankでA tier未満の大会は対象外。
特定のファイターBANの大会は対象外とする。
大まかな概要は以上になります。
ランキングの計算方法などの詳細は前回までと変わりません。詳細はスプレッドシートをご覧ください。
前期との変更点
大会参加数について
前期は13大会が対象となっていましたが、今期は10大会が最大数としています。
これはこれまでのランキングでのTOP200の大会参加数を示しています。これを見ると今期は9大会がピークで15大会目から一気に減っているのがわかります。
ただTOP100の選手に絞ると10大会がピークになっているため、10大会を対象としました。前期は14大会と最も多いところを選択しましたが、S+ Tier大会数が今期は少ないため大規模大会以外の結果も拾えると考えたため10大会を対象としました。
前期はS Tier以上が国内で7大会、今期は国内で3大会でした。
また大会参加数が多い選手はTournament Tier Points (TTP)の低い大会から削除しています。
対象大会について
今期は国内招待制大会のTTPがC Tier以上になる場合対象としています。前期まではTTPを1.5倍としていましたが、今後も各地域での招待制大会が増える可能性を考慮し、あまり評価の高くない大会は正しい評価が難しいこともあり対象外とします。
ただし人数が少ないため通常のTTP計算方法では評価が下がるため、選手のTOP Player Points (TPP)を一つ上のものとして計算します。元々S Tierの選手はポイントを1.5倍としてその大会は計算します。
その結果、今期ではWAVE Champions FINAL 2023,マエスマHIT"Champion Series" #6は対象大会です。
ここでオープン大会じゃない招待制を含めるなら年齢制限のあったマエスマTOPを含めないのはなんでと聞かれそうですが、招待制大会はこれまでの大会成績に応じて主催者が大会に招待しており、それは疑似的に予選を突破しているのと同等で、誰もが参加の可能性はあると考えました。
それに対して、年齢制限や参加者がサークル参加者限定とした一部クローズな大会は参加が不可能な人が存在しているので、そのような大会はランキング対象外としています。
スティーブBAN大会について
ついに海外大型大会でスティーブBANとした大会が現れ、それに日本人選手が参加することもありましたが、今後も含めスティーブBAN大会はランキング対象外とします。
わざわざ語る内容でもないと思うので、詳細は割愛しますが、ステージピック以上に根本が異なる大会を同等とすることはできないのと、ランキング対象大会とすると実質的にスティーブBANを容認しており、そのような大会が増えることを助長しかねないため対象外とします。
今後も日本・世界共通で特定のファイターBANや一部の行動を制限するルールが主流にでもならない限りは、特定のファイターBANの大会はJSRでは取り扱いしません。
これにより、Rise’N Grind 2023(ミーヤー選手参加)、Luminosity Makes Moves Miami 2023(Neo選手参加)は対象外としています。
大きな変更点は以上となります。今までと変わらない点についてはスプレッドシートに記載していますので、そちらをご覧ください。
ランキング対象外選手
今期は獲得ポイントこそ高いものの、国内大会に1度しか出ていない選手が5名いました。それらの選手は国内ランキングとして順位付けをすることが難しいため今期は対象外としています。それらの選手は以下の通りです。
来期ではTea選手はS Tier Etsuji選手はB Tier、他の選手はD Tierとして扱います。
TOP100
TOP10
ランキング利用について
許可など取らずに利用していただいて構いません。ただしこのランキングデータを販売、ランキング結果から特定のプレイヤーを誹謗中傷する行為に用いるなどはお控えください。一般的な利用範囲であれば問題ありません。(投稿者の次回以降のモチベーションに繋がるので、一声かけてくれると嬉しいです)
終わりに
今回は4回目のランキングを作成してみました。今期もランキングが作成できたのは大会結果の自動収集プログラムを作成してくださった、Rin様のご協力のおかげです。改めてありがとうございます。
ここまで見てくださってありがとうございました。よろしければ今後も競技シーンの分析やランキング作成などを続けるのでフォローやスキなどよろしくお願いします。また、指摘や質問、リクエスト、さらなる分析・考察がありましたらコメントよろしくお願いいたします。
スペシャルサンクス
Rin様
前回に引き続き、大会結果自動取得のプログラムを提供していただきました。このプログラムなしではランキングは作成できません。改めて感謝申し上げます。
前回に引き続きグラフィックを作成していただきました。お忙しい中一部部分だけでも引き受けてくださってとてもありがたいです。ランキング作成におけるモチベはデザインを作成していただけるというのが最も大きいです。ありがとうございました。
今回ロゴを作成していただきました。シンプルでカッコいいものを作成していただき、満足この上ないです。今後もJSR関連で積極的に活用していきます。改めて、ありがとうございました。
今回動画を作成していただきました。ランキング動画は大好きなので、動画を作っていただけてとても嬉しいです。ありがとうございました。
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