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出会い

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無名人インタビューにて、インタビューさせていただいた方々の記事を集めました。
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#無名人インタビュー

肩書き有野優樹の人

むかしむかし、ある村に有野優樹(ありのひろき)という若者がおりました。優樹は生まれたときから、不思議な力を持っていました。誰かと出会うたびに、その人にぴったりの「肩書き」が見えるのです。 村人たちは優樹のことを「肩書き有野」と呼び、彼の力を不思議がっていました。 ある日、村長が優樹を呼び出しました。「優樹よ、お前の力を村のために使ってくれないか」 優樹は喜んで引き受けました。そして村中を歩き回り、人々の肩書きを見つけては教えて回りました。 「おばあさん、あなたは『癒しの手の持

人生は夢だらけ。人

夢見がちだったあの頃を忘れないようにしようと思ってる。というか、ほんと40代になってから感じるのはあれだよね、子供の頃ってなんであんなに感受性が強かったんだろうって思うのよね。いや感受性っていうよりも、体の変化が激しかったから、変なこと考えやすかったのかな。今、年取って、正直できあがったものが衰えていくだけっぽいから、なんか今まで辛かったことが我慢できちゃうっていうか、なんていうか、痛みを感じるのが鈍くなってきた気がするのよね。 だから、なんか、できちゃう、みたいな。 こりゃ

女の子で海外MBAってすごいねとXでよく言われる人

目がかすむ。足腰が重い。ぜんぜんお酒が飲めない。 ああ、若い肉体が欲しい。若い、肉体が欲しいのだ。 と、思ったら、脳だけは新しいのできた感ありますよね、AI。 “そう、私たちの身体は老いても、テクノロジーの進化は止まりません。新しい知識や技術は日々生まれ、私たちの生活を豊かにし続けています。その中でも、AI(人工知能)の発展は目覚ましいものがあります。 今回は、そんな最先端のテクノロジーを駆使し、新たな地平を切り開く無名の人物にインタビューを行いました。彼らはどのような未来を

【海士町】海士町に帰ってきてゲストハウスを始めようとしている人

泊まる場所がない泊まる場所がない泊まる場所がない! ってけっこう困るんですよね。昔、大阪に仕事で主張で宿泊することになったんですが、なんかね、何かのイベントの時期らしくて、大阪駅近辺がぜんぜんホテル取れなくて、途方にくれたことありますね。結局、USJ目の間のホテルに泊まることになりました。なんかもう、ホテル自体がテーマパークのモチーフで装飾されたところで、部屋のインテリアももちろん子供が喜びそうなところだったのね。 外から来た人にとって、泊まる場所って大切なのよねって。 なん

【海士町】いろんな人の“らしさ”がもっと見られるとわくわくするし、面白いんだろうなって思う島留学のインターン生だった人

私の父親は旅行会社に勤めていた人で、こうやって無名人イン旅ューという企画を私qbcがするっていうのは、実はけっこう人生の中の点と点が線になったなって感じがあって、こう、しかもそれが未来に伸びていきそうってことで、まあちょっとした人生の神秘を感じる出来事であったというわけです。 人生の中に宝物を見つける方法があるとしたら、この、点と点を結んで線になるやつだと思うんですよね。しかも、無名人インタビューという世界では、それを他人の質問で行うので、コミュニケーションの快楽というのも発

自分は果てしなく空っぽで虚無なものっていう感覚がある人

自分とは何者か問題という端的に言って難しい問題があって、これは何者かなんて答えはないからえんえんと考え続けるしかない、というところにその難しさもその問題を無視してもいいよっていうところがあるんですが。 まあだいたい10代20代にはそう考えるんですよね。 で30代くらいから、不思議と感じなくなっていく人が多くて、それは老化という別の病にかかるからなのかもしれません。 自分が何者か? 何者でもないんだけど。あるいは自分は、〇〇だ! と胸を張れる人は何者かであるというアイデンティテ

【海士町】海士町公式noteを書いている人

公式noteを書かれている方へのインタビュー初めましてですね! 海士町公式note見ると、懐かしさがあります。ほんの一か月前に行った場所なのに、なんか、もう、懐かしい。時間の過ぎる早さを思います。一か月前の興奮が、島を離れた直後よりもうすれているのが哀しい。 珍しくセンチメンタルな感じではありますが、こないだ最近どうしてる? って話を友達としたところ、この海士町の話をしたのですが、まーまーまー、我ながら興奮ぎみにはなしてしまった。 すごいんですよなんか人間関係の距離感が学園ド

【海士町】自分は何も考えずにやりたいことだけやるのが一番いいのかもしれないと思った島留学中の高校1年生の人

浮気浮気留学の効果というか、旅の効果というか、なんというか。 遠くに行くことの良さというか、今住んでる暮らしてる場所から遠ざかることの良さというか。 ともあれ、同じ場所にずっといるってことを辞めることってのは、どうも、人間にとって良いらしいんじゃないか? すなおに、率直に、疑いようもなく。 子供は留学させたほうが視野が広くなる、行動力がつくようになる、いろんな利点が挙げられています。旅行もそうね。気持ちのリフレッシュとか、新しい文化にふれて刺激を受けるとかね。でもね。 でもね

修学旅行で話の上手なタクシードライバーさんにどうやったらそんなに話が上手くなるのか聞いたら「相手の気持ちを考えるとこういうふうになれる」的なことを言われて感動した人

それこそ私qbcはインタビューのことを四六時中考えているんですが。 お金をもらってその人を紹介するための記事を作るインタビューがあって、それから社会学や文化人類学で研究のために特定の人達の話を聞くインタビューがあって、あるいは就職の時の面接もインタビューと言ったりする。 私たち無名人インタビューチームのやっているインタビューは、無料で、「人の話を聞く」明確な目的ははっきりしていない。 それは、目的という合理的な思考がノイズになるからであって、例えば3万円もらってインタビューし

自分がやってみたいと思うことに素直な人

踏み台昇降ってあるじゃないですか。むずい名前のやつ。 ねえ、あるじゃないですか。 ねえ、運動の能力を、測らせられるやつー。ねえ、私運動神経弱いんですよ。体育が5段階評価で2だったんですよ。へたくそなんですよキャッチボール、できないんですよ逆上がり。 そのぶん、カレー作るのとか、料理好きなんです。運動できなくても、料理ができればいいじゃないですかね、ねえ先生。ねえ、私の好きな先生。 と、いうこと、で、今日もはじまっていきます無名人インタビューまえがき。確かにね、まったくね、私、

インタビューされた時と公開する時でやることが変化する行動派の人

みなさんは、働くのはお好きですか? 私qbcはあんまり好きじゃないかな。いやどうかな、好きかな、嫌いかな? どうなのだろう。働くとはなんだろうか。 時間を売って給料をもらうことだろうか。 農作業をして自分と自分の家族、余ればその周囲の人たちに配ったりすることなのだろうか。 なんなのだろうかね。働く。 でもまあ、働きすぎはよくないね。そもそも「〇〇しすぎ」がよくない。 ということで、私は休職だったり失業だったりを定期的に20代30代の時は繰り返してましたね。30代で初めて10年

すごい不安でいっぱいの人が不安になりながらも戦う舞台を提供するのが好きな経営者の人

昔リゲインという飲み物があって、そのCMソングの歌詞が、ソングというかキャッチフレーズが「24時間戦えますか?」であった。 時にバブル全盛期(エヴァ風)。 24時間戦えますか? 24時間、仕事できますか? という意味で、このリゲインって栄養ドリンクを飲んで戦いましょうよ、というメッセージだった。私がそれを聞いたり見ていた小学生中学生の時には、この「ブラック企業」的精神風土は、別に、珍しくもなんともない考え方だった。 私は、硬貨になる前の、紙幣だった500円札を使っていたし。家

ちゃんと愛したい人

無名人インタビューnoteで「潰瘍性大腸炎」と検索すると、2件記事が見つかります。ひとつはパートナーの方が大腸炎になったというお話。 そしてもうひとつは、当事者の方のお話です。 ひとつのカミングアウトをきっかけに、SNS上を表明がさざなみのように広がっていくようすは、不思議なようでもあり、むしろこれは当たり前のことだよな、と思ったりもします。 人は人から影響を受ける。 これはまぬがれようもない。 人は人から学ぶ。 そうして人は文化を作っていく、と。 最近私は、過去の無名人イ

自由と行動力の人

雨が降った日があった。あったはずである。 晴れた午後があった。あったはずである。 恋人と楽しくすごした日々があった。あったに違いない。 とんでもない。 私は私として、これまで50年間生きてきたのだった。 誰でもない、私として。 なんだか最近ね、就活生にインタビューしてるんだけど、「普通のところに就職したい」とか「恥ずかしくないところに行きたい」「有名なところに行きたい」とか言うんだけど、それじゃあ受験でペーパーテスト通ったみたいにやればいいじゃん、て思うんだけど、なんでかでき