自分で選んでる人生の人
むかしむかし、ある村に、選路(えらびじ)という若者が住んでいました。選路は、自分の人生のすべてを、自らの意思で選び取っていく人でした。
村人たちは「こうすべき」「ああすべき」と、周りの声に従って生きることが多かったのですが、選路は違いました。
進む道を選ぶときも、
「これは私が選んだ道」と胸を張り、
仕事を決めるときも、
「これは私が選んだ仕事」と誇りを持ち、
人との出会いも、
「これは私が選んだ縁」と大切にしました。
時には、選択が間違っているのではないかと不安になることも