「あなたは愛されてるんだよ」っていうことに気づいて欲しいと思う統合失調症の母と自閉症の兄がいる人
ノサックというあんまり有名ではないドイツの作家がいる。
「死神とのインタビュー」というタイトルの岩波文庫があって、無名人インタビューというタイトルは、もしかしたらこの本から影響を受けているかもしれない。
第二次世界大戦の残した苦しみとどうやって一緒に生きるかといったファンタジー小説集で、例えば「死神とのインタビュー」はじっさいに死神にインタビューする話だ。
その小説集の中に、確か「今夜、嵐が過ぎさったら」で始まる童話があって、という話がある。
人間には、苦しみの後に救いがある