Fracture of the nasal bone
今回は鼻骨について顔に中枢にあり、その人のイメージを作り上げてしまう
さらに五感である嗅覚をつかさどり、非常に重要な器官である
施術所では,「ボールに当たった」「喧嘩した」などの理由で来院されます
私が所属した施術所では年一件ペースで見ていました
まずは簡単な解剖からおさらい!!
鼻骨 Anatomy of the nasal bone
鼻は脊椎動物に見られる構造で、鼻孔を囲む部分をいう鼻孔は魚類以上の脊椎動物にすべて存在するが、それが鼻としてまとまっているのは哺乳類だけである
ただしイルカやクジラなどは鼻孔が頭背面に存在し、鼻は見られないがクジラ類の鼻孔は噴気孔とも呼ばれる通り呼吸器官にほぼ特化しており、嗅覚は退化している
鼻骨は異なる個体で大きさや形が異なる、二つの小さな楕円形の骨です。
それらは顔の中央と上部に並んで配置され、それらの接合部によって鼻の「橋」を形成し,上下2つに分かれ左右4つの境界線が存在します。
鼻軟骨は上が下よりも厚く、反対側と関節運動し、後ろに伸びて鼻中隔の一部を形成します。上下左右、連鎖し運動します。
鼻骨骨折に関して私の臨床経験からエコー,整復,固定について伝えします
本記事を最後まで読んでいただければ購読者の鼻骨骨折への関心が少しでも高まれば幸いです.
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