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秋分・次候〜虫隠れて戸をふさぐ(2022)

「虫」という字だけでもいっぱいありますなぁ。
秋分のアイキャッチはメルヘン系が続きます笑

そろそろ外部投句用の句作をやらないと今月の兼題とか全部落とすなぁと思い始める昼下がりです。

9月28日
季語:秋麗

秋麗相知る栗鼠と朝散歩

これ「秋うらら」と「リス」にしたほうがよかったんじゃないかなぁ…?
漢字多過ぎて読みにくいわ〜笑

まぁ「あ」で韻を踏んでます。

あと「相知る」には

①ちょっとした知り合い
②長年連れ添ってお互い知る仲になった夫婦
(中の人要約。辞書的な意味はググってください)

という意味があり
「行き当たりばったり出会った誰か」とも「長年連れ添った誰か」とも解釈できます。
本当にリスなのか、リスに例えられた誰かなのかも解釈を分けられる作りにしたつもりです。

まぁ基本的には「朝散歩していてばったり出会ったリス」という「そのまんま句」ですが笑

9月29日
季語:月の友

増えにけり絵手紙送る月の友

倒置法を使ってみました。

「月の友」とは、十五夜を共に楽しむ友人たちや、その集まりのことだそうで。

十五夜の招待状か、十五夜を一緒に楽しんだ仲間への純粋な手紙か。

わかりませんが、旅行に行ったら絵手紙を送りたい人はたくさんいますね^^

9月30日
季語:蜻蛉

ただ一人竹に佇む蜻蛉かな

「た」をいっぱい入れてます。
中七までは頭で韻を踏んでます。

なんか絵としての孤高感を出したくて。
「竹」は韻を踏みにいったものありますが、竹籤でできた何かの先端にとまってて欲しかったんですよね。

まぁ「ただ一人」と言ってるのでとまってるのは蜻蛉じゃないかもしれません。

10月1日
季語:捨子花

この敷居超えてくれるな捨子花

「捨子花」とは「彼岸花」の別称です。
「曼珠沙華」とかめちゃくちゃいっぱい呼び名があります、この花。

上五と中七は韻踏んでますね。

個人的にはパワーがあって好きなのですが、何せ少し病んでますな。
それこそ物語になりそう。

10月2日
季語:秋渇き

秋渇きシチュー食べ過ぎ汗をかき

「秋渇き」とは、秋になって気候的に乾燥してくること、その乾燥に伴って胃腸が元気になって食欲が増すので転じて「食欲の秋」を示す言葉としても使われるそうで。

久々にシチューを作って食べ過ぎたという話です。
好物なのです、シチュー。
熱々を食べて汗かきました。それだけです。ハイ。

ちなみに根菜多め系料理は主食として食べる様にしてます。
万年ダイエッターというか、体型維持するのに運動習慣が少ないと平素の食事でうまくバランス取るしかないんですよね。
まぁ、食べなさすぎも良くないんだけど。

「あ」で韻を踏むのは結構できますね。
揃えられそうであればやってます。
もっというと「き」と「ぎ」でも踏んでます。

本当に日記じみてくるなぁ、俳句たち。
これからnoteの企画に出したり、他の公募に投句したりしていきたい所存。

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