英中央銀行、30人規模のCBDCチーム結成か:報道
イングランド銀行(中央銀行)は中央銀行デジタル通貨(CBDC)開発のために30人のチームを作ろうとしているとサンデー・タイムズ(Sunday Times)が報じた。数字の情報源は明かされていない。
2月、イングランド銀行と英財務省は「デジタル・ポンド」のさらなる研究・開発を始めるし、計画について一般からの意見を募った。プロジェクトは、報道では「ブリットコイン(Britcoin)」と呼ばれているものの、イングランド銀行はこの名称には触れず、デジタル・ポンドがブロックチェーン技術を使用するかどうかは決まっていないと述べた。
イングランド銀行の採用情報ページには、デジタル・ポンド・セキュリティ・アーキテクト(Digital Pound Security Architect)とデジタル・ポンド・ソリューション・アーキテクト(Digital Pound Solutions Architect)の募集要項が掲載されている。どちらも先月末に掲載された。給与は8万ポンド(約9万9000ドル、約1300万円)。英財務省は1月、中央銀行デジタル通貨部門の責任者を募集している。
同紙によると、業界団体CryptoUKのイアン・テイラー(Ian Taylor)氏は「30人のチームは、デジタル・ポンドに注力するためのかなり大きなリソースだろう」「30人という人数はその影響力と、イングランド銀行の真剣さを示している」と述べたという。
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