AI特化ブロックチェーンが1000万ドル調達、評価額2億5000万ドルに
ゼロ知識証明(ZK)を使ったレイヤー2ブロックチェーンのCryptoGPTはAI(人工知能)への関心が高まるなか、シリーズAの資金調達ラウンドで1000万ドル(約13億4000万円、1ドル134円換算)を調達した。
ラウンドはマーケットメーカーのDWF Labsが主導し、声明によるとCryptoGPTの評価額は2億5000万ドル(約335億円)にのぼったという。
CryptoGPTは先日、Web3に特化したAIアシスタント「Alex」を発表、レイヤー2ブロックチェーンと、商業アプリケーションのためにデータを収集、暗号化、転送するAIエンジンの開発を進めている。
「ZKテクノロジーを決済に適用する代わりに、CryptoGPTはプライベートなデータ転送に活用している」と同社は4月10日に声明に記している。
共同創設者兼CTOのデジャン・エルジャ(Dejan Erja)氏は「新たに調達した資金は開発チームをグローバルに拡大し、アジア市場におけるプレゼンスを確立するために使用する」と述べた。
CryptoGPTの狙いは、フィットネス、デート、ゲーム、教育などのデータをマネタイズすることで、ユーザーがお金を稼げるようにすることです。ユーザーの活動データを保存できるNFTも展開する予定だ。
対話型AI「ChatGPT」が大きな話題を集めていることで、今年に入ってからAIに焦点をあてた暗号資産への関心が高まっている。しかし、こうした暗号資産の長期的な有効性については懐疑的な見方もあり、ここ数カ月の上昇は盛り上がりに便乗したトレーダーによる短期的な上昇に過ぎないとも言われている。
CoinMarketCapのデータによると、今年3月初旬に発行されたChatGPTのネイティブ暗号資産GPTの時価総額は、当記事執筆時点で1200万ドル(約16億1000万円、1ドル134円換算)強に過ぎない。
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