トランプ氏のワールド・リバティ・ファイナンシャル、トークン一般販売へ
ドナルド・トランプ氏とその家族が支援するDeFi(分散型金融)プロトコル「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)」は、15日にトークン販売を開始すると発表した。大統領選投票日のちょうど3週間前だ。
「パブリックセールは10月15日に開始。ホワイトリストの条件を満たしている方なら誰でも参加可能」と、プロジェクトのソーシャルメディアアカウントが現地時間11日に投稿した。
ワールド・リバティ・ファイナンシャルは、7月のハッキングを受けて200万ドル相当の暗号資産が流出したDeFiプラットフォーム「Dough Finance」で働いていた(Zachary Folkman)氏とチェイス・ヘロ(Chase Herro)が主導している。
ドナルド・トランプ氏をはじめ一家のメンバーは、ソーシャルメディア上でこのプロジェクトを公に支持し、トランプ氏は「最高暗号資産擁護者(チーフ・クリプト・アドボケイト)」を名乗っている。息子であるエリック・トランプ氏とドナルド・トランプ・ジュニア氏は「Web3アンバサダー(Web3大使)」として、バロン・トランプ氏は「DeFiビジョナリー」を名乗っている。
10日にWeb3メディアのThe Blockが伝えたロードマップによると、このプロジェクトは、15億ドルの評価額でトークンセールから3億ドルを集めることを目指している。今後販売される「WLFI」と呼ばれるトークンは、ガバナンストークンとして機能し、プロトコルの開発に関してユーザーが投票できるようになるという。
このプロジェクトは、イーサリアム上のDeFiレンディング大手アーベ(Aave)v3プラットフォーム上で開発され、「イーサリアム(ETH)、ラップド・ビットコイン(wBTC)、ステーブルコイン、そして将来的にはその他のデジタル資産の流動性を提供」するためと9日、アーベはに立ち上げられる予定であると9日、Aaveはガバナンスフォーラムに記した。
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