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メタプラネット、100億円の資金調達を完了

  • メタプラネットが第11回新株予約権の行使結果を発表、約1810万個の新株予約権のうち、一般投資家によって72.8%が行使された。

  • 未行使分の14.9%は、Evo Fundに譲渡された。同ファンドは22日に全個を行使予定していた。

  • これらによりメタプラネットは、約100億円の資金調達を完了させた。

メタプラネットは10月21日、第11回新株予約権の行使結果(一般投資家分)などについて発表した。

新株予約権の割当ては、8月6日に発表された。新株予約権は株主に無償で発行され、保有する普通株式1株につき1個の新株予約権が付与された。当時、メタプラネットの株価は700円前後。株主は1株あたり555円の行使価格で新株を購入できる選択肢を得た。行使期間は9月6日〜10月15日までだった。

行使された新株予約権は、発行総数約1810万個のうち、72.8%にあたる約1318万個。10月15日時点の払込総額は約73億2000万円となった。未行使分(約490万個)は、同社が引き取ったうえで、EVO FUNDに1個につき22.1円で譲渡された。同ファンドからは、10月22日に全個を行使するとの連絡があったという。

つまり、今回の新株予約権発行により、メタプラネットは約100億円の資金調達を完了させた。

メタプラネットは、5月にビットコインを準備資産として購入する戦略を発表、円相場の変動に対するヘッジを目的とした。同社は現在、bitcointreasuries.netによると861.4ビットコインを保有、株価は年初から642%上昇している。

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